特許
J-GLOBAL ID:200903095660995273

高分子量ポリアリーレンスルフィドの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-202397
公開番号(公開出願番号):特開平6-049208
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【構成】 (1)有機極性溶媒中、水(C)の存在下で硫化アルカリや水硫化アルカリと水酸化アルカリ混合系の如きスルフィド化剤(A)とp-ジハロベンゼンの如きポリハロ芳香族化合物(B)を反応させてポリアリーレンスルフィドを生成させ、かつこの工程終了時の溶媒比を反応開始時の溶媒比よりも小さくする、例えば反応開始時の溶媒比3.0〜8.0を終了時の溶媒比1.0〜6.0とする第1工程、(2)次いで、系内に水(C)を添加して反応を続け、ポリアリーレンスルフィドを高分子量化する第2工程、の少なくとも2工程で行うことを高分子量ポリアリーレンスルフィドの製法。。【効果】 オリゴマー量が少なく、衝撃強度に優れた特性をもつ高分子量PASが得られる。
請求項(抜粋):
有機極性溶媒中、スルフィド化剤(A)とポリハロ芳香族化合物(B)を反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する方法において、この反応を少なくとも次の2工程で行うことを特徴とする高分子量ポリアリーレンスルフィドの製法。(1)有機極性溶媒中、水(C)の存在下でスルフィド化剤(A)とポリハロ芳香族化合物(B)を反応させてポリアリーレンスルフィドを生成させ、かつこの工程終了時の溶媒比を反応開始時の溶媒比よりも小さくする第1工程、(2)次いで、系内に水(C)を添加して反応を続け、ポリアリーレンスルフィドを高分子量化する第2工程。

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