特許
J-GLOBAL ID:200903095661474994
電動機
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-099741
公開番号(公開出願番号):特開平8-275448
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 動圧流体軸受に保持される流体潤滑剤の漏れを防止し、かつ、回転部材の抜けを防止する。【構成】 スリーブ2の円筒部内周面には、シャフト4の環状溝9に対向して、環状の凹溝16が設けられている。シャフト4の環状溝9には、環状でスリーブ2の円筒部内周の径よりも小径で、吸油して膨張する材料によって形成された位置規制手段17が装着される。シャフト4がスリーブ2に挿入され、流体潤滑剤18が動圧軸受に注入されると、位置規制手段17が流体潤滑剤18を吸収して膨張し、シャフト4の半径方向外方に突出し、シャフト4の環状溝9に対向する位置に設けられたスリーブ2の凹溝16に遊挿する。これにより、シャフト4はスリーブ2に対して軸方向への位置規制を受けると共に、スリーブ2から抜け出ることが防止される。位置規制手段17は、ヘリングボーン状溝7,8の中間に位置付けられることが望ましい。
請求項(抜粋):
円筒内周面を有するスリーブと、該スリーブの円筒内周面に挿入され該円筒内周面に対向する円筒外周面を有する軸部と、前記円筒内周面と前記円筒外周面との一方若しくは両方に形成された動圧発生用溝及び前記円筒内周面と前記円筒外周面との間の前記溝を含む部分に介在された流体潤滑剤よりなるラジアル動圧軸受部と、を具備した電動機において、前記軸部と前記スリーブとが軸線方向へ相対移動することを規制する規制手段が設けられ、前記規制手段は、前記軸部の円筒外周面に形成された環状溝と、前記スリーブの円筒内周面に前記環状溝に対向して設けられた環状の凹溝と、前記環状溝に外嵌され一部が前記凹溝に入り込んだリング体とから構成される、ことを特徴とする電動機。
IPC (4件):
H02K 7/08
, F16C 17/02
, H02K 5/10
, H02K 5/167
FI (4件):
H02K 7/08 A
, F16C 17/02 A
, H02K 5/10 Z
, H02K 5/167 B
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