特許
J-GLOBAL ID:200903095664854445

高温廃棄物処理の方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-503078
公開番号(公開出願番号):特表2002-503328
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】廃棄物溶融システム(14)と大気汚染防止システム(16)とを含む、廃棄物処理システムを提供する。ドラム缶内の危険性および/または放射性廃棄物が、廃棄物供給システムを通ってプラズマ室(20)内へ運搬され、そこで廃棄物はプラズマ・トーチ(22)からの熱に曝される。廃棄物の一部は揮発し、プラズマ室(26)を出て2次反応室(32)へ入り、そこで廃棄物は燃焼して廃棄物気体流を形成する。大気汚染防止システム(16)は、急冷し、濾過して洗浄することによって廃棄物気体流を処理し、大気に放出するのに適したクリーンな気体流を生成する。オフガスは、所望に応じて廃棄物処理システムを通って再循環することができる。プラズマ室内に残る廃棄物は、溶解し、プラズマ・トーチの下に配置された炉床内の傾斜処理表面に落下する。炉床は、炉床内に保持された廃棄物と電気的に接触するよう構成された接地電極を含み、したがって炉床内の溶融廃棄物は、プラズマ・トーチによってさらに加熱することができる。溶融廃棄物が炉床内で加熱される間、炉床は静止状態で、溶融廃棄物が、比重が高い第1金属留分と、比重が比較的小さい第2スラグ留分とに分離できるようにする。溶融廃棄物を十分に処理すると、炉床はまずプラズマ室から降下し、次に第1方向に傾斜してスラグ留分を注ぎ、次に別の方向に傾斜して、炉床内に構成された底流堰から金属留分を注ぐ。炉床は、底流堰の付近に巧みに配置された第2接地電極を含み、これによって廃棄物が底流堰の下の流路を通って流れるにつれ、溶融状態を維持することが確保される。
請求項(抜粋):
廃棄物を処理する方法で、 廃棄物を廃棄物処理室に運搬するステップと、 処理室の内部にある廃棄物を、少なくとも廃棄物の一部を溶融するのに十分な温度に曝すステップと、 溶融した廃棄物を、廃棄物を受けて、さらなる加熱のために廃棄物を所定の位置に保持するよう構成された炉熱へと滴下するステップと、 炉床内の溶融廃棄物を加熱するステップとを含む方法。
IPC (10件):
F23J 1/08 ,  B09B 5/00 ,  C03B 5/00 ,  C03B 5/02 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F27B 3/08 ,  F27D 17/00 104 ,  G21F 9/30 551 ,  G21F 9/32
FI (10件):
F23J 1/08 ,  C03B 5/00 ,  C03B 5/02 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 B ,  F27B 3/08 ,  F27D 17/00 104 G ,  G21F 9/30 551 K ,  G21F 9/32 A ,  B09B 5/00

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