特許

J-GLOBAL ID：200903095665173743

バイスタティックソーナーの左右判別方法

発明者： 大野 広祥 ,  南 秀国 ,  尾崎 俊二
出願人/特許権者： 沖電気工業株式会社
代理人 (1件)： 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-247148
公開番号（公開出願番号）：特開2001-074835
出願日： 1999年09月01日
公開日（公表日）： 2001年03月23日
要約：

【要約】【課題】 演算処理量が少く、簡単な構成の装置により安定した左右判別処理を実現することができるバイスタティックソーナーの左右判別方法を提供する。【解決手段】 受波器アレイの各々のチャネルをアレイ軸に垂直な面内の正方形の頂点に配置した4つの受波器から構成させ、4つの受波器の出力を用いて、線形加算により各チャンネル毎に、左方向に高い感度で右方向に低い感度を持つ指向性出力と、右方向に高い感度で左方向に低い感度を持つ指向性出力とをそれぞれ左方向チャネル出力及び右方向チャネル出力として生成し、方向別の各チャンネル出力を用いて、左半空間及び右半空間の複数の方位にビームを形成し、左半空間及び右半空間のビームの出力を比較することにより、反響音の到来方向が左半空間であるか右半空間であるかを判定する。

請求項（抜粋）：

音源と直線状の受波器アレイとを離れた位置において音源から放射された音響パルス波の対象目標からの反響音を、前記受波器アレイで受信することにより対象目標を検出し、その位置を推定するバイスタティックソーナーにおいて、受波器アレイの各々のチャネルをアレイ軸に垂直な面内の正方形の頂点に配置した4つの受波器から構成させ、前記4つの受波器の出力を用いて、線形加算により各チャンネル毎に、左方向に高い感度で右方向に低い感度を持つ指向性出力と、右方向に高い感度で左方向に低い感度を持つ指向性出力とをそれぞれ左方向チャネル出力及び右方向チャネル出力として生成し、該方向別の各チャンネル出力を用いて、左半空間及び右半空間の複数の方位にビームを形成し、該左半空間及び右半空間のビームの出力を比較することにより、前記反響音の到来方向が左半空間であるか右半空間であるかを判定することを特徴とするバイスタティックソーナーの左右判別方法。

IPC (2件)：

G01S 15/42 ,  G01S 7/526

FI (2件)：

G01S 15/42 ,  G01S 7/52 J

Fターム (7件)：

5J083AA05 ,  5J083AB14 ,  5J083AD02 ,  5J083AE03 ,  5J083AF15 ,  5J083BA01 ,  5J083CA07