特許
J-GLOBAL ID:200903095665736314
防爆PCBガス圧力調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038411
公開番号(公開出願番号):特開平7-243775
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 機器のPCB容器等、PCBを含有する物体を封入した密閉蒸発釜21を加熱して得られたPCBガスを、分解処理用のPCBガス焼却炉22へ移送するための輸送管12が、高圧により爆発等の危険性を生じないよう防止するための小形で高効率かつ安全性の高い圧力調整手段を提供する。【構成】 このため、前記輸送管12の内圧が所定値を超えた時、その余剰ガスをレリーフ弁3を介して輸送管12よりPCB圧力調整タンク13内に逃し、さらにタンク13内の余剰のPCBガスを、表面積の大きい冷却コイルパイプ8に冷却水を圧力撒水することにより、PCB溶液に還元させ、ガス体積を減少させて減圧するよう構成すると共に、その冷却効果を促進するため、前記冷却コイルパイプ8の出口と前記タンク13とを連通するガス輸送管19ならびに前記冷却コイル8の下部のPCB溶液タンク15と前記タンク13底部とを連通する連通管23とを設けた。
請求項(抜粋):
PCB含有物体を封入した密閉蒸発釜を加熱して得られたPCBガスを分解処理用のPCBガス焼却炉へ移送するための輸送管の内圧が所定値を超えたとき、その余剰ガスを前記輸送管より分岐して収容するためのPCBガス圧力調整容器手段と、この容器手段内のPCBガスを冷却してPCB溶液に還元するための冷却手段とより成り、前記冷却手段は、複数の比較的小径管より成る冷却コイルパイプと、この上部より、圧力撒水するための撒水手段とを有する冷却槽と、この冷却槽の下部に設けられたPCB溶液タンクとより構成すると共に、前記PCBガス圧力調整容器手段と前記冷却コイルパイプの入口端部とを連通するためのガス輸送管と、前記冷却コイルパイプの出口端と前記PCBガス圧力調整容器手段とを連通するためのガス輸送管と、前記PCB溶液タンクと前記PCBガス圧力調整容器手段の底部とを連通するための連通管とを設けて成ることを特徴とする防爆PCBガス圧力調整装置。
IPC (2件):
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