特許
J-GLOBAL ID:200903095670353067

ポンプディスペンサ及びイジェクタヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108540
公開番号(公開出願番号):特開平8-337263
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成でロック時及び吸入完了時における内溶液の液漏れを防止し、かつ吐出完了時のノズル部からの液だれを防止し得るポンプディスペンサを提供する。【解決手段】ポンプ室2内に弁軸20を上下方向に移動可能に装着し、弁軸20下端の吸入弁用弁体23が吸入弁7の弁座72に当接した状態で、弁軸20上端の位置をロック時における吐出弁9の弁座92よりも高い位置に設定して吐出弁9の弁体9を弁座92から弁軸20上端によって持ち上げ可能とし、さらに、弁軸20には、ロック時には第1シール座51に密接して流路8を閉塞し、吸入完了位置では第2シール座52に密接して流路8を閉塞するシール用弁体22を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
容器開口部に装着される内部にポンプ室を備えたポンプ本体と、該ポンプ本体の上端に設けられた開口部からポンプ室内に往復動自在に挿入され内部に流路が形成された中空のステムと、該ステムの下端部に設けられポンプ室内を往復移動するピストンと、前記ステムの上端部に装着され前記ステム内の流路と接続されるノズル部を備えたイジェクタヘッドと、前記ステム内の流路に設けられた吐出弁と、前記ポンプ室の下端部に設けられた吸入弁と、前記ステムを弾発力によって上方に付勢するばね部材と、を備え前記ピストンは、通常使用時には、上限の吸入完了位置と、下限の吐出完了位置間を移動し、ロック時には吐出完了位置よりもさらに下方のロック位置まで移動するポンプディスペンサにおいて、前記ポンプ室内に上下方向に延びる一本の弁軸を設け、該弁軸の上端を前記ステムの内部に挿入すると共に、前記弁軸の下端には前記吸入弁用の弁体を設け、前記吐出完了位置において、前記弁軸下端の吸入弁用弁体が吸入弁の弁座に当接した状態で、前記弁軸上端が前記吐出弁の弁口を突き抜けて弁座よりも所定寸法だけ高い位置となるように設定し、吐出弁の弁体を吐出完了状態から吸入行程に移行する一定時間強制的に弁座から離間させて開弁状態に維持し、前記ステムには、ロック時の内容液の液漏れを防止するための第1シール座と、吸入完了位置における内容液の液漏れを防止するための第2シール座とを設けると共に、前記弁軸の中途部には、ロック位置において第1シール座に密接してステム内の流路を閉塞し、吸入完了位置において前記第2シール座に密接してステム内の流路を閉塞するシール用弁体を設けたことを特徴とするポンプディスペンサ。
IPC (4件):
B65D 47/34 ,  B05B 11/00 101 ,  B05B 11/00 ,  B65D 83/76
FI (4件):
B65D 47/34 B ,  B05B 11/00 101 B ,  B05B 11/00 101 K ,  B65D 83/00 K

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