特許
J-GLOBAL ID:200903095674164315

分散電源の単独運転検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 惠二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-091541
公開番号(公開出願番号):特開2000-287363
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 配電線の亘長の長短に拘わらず、分散電源の単独運転を正確に検出することのできる分散電源の単独運転検出装置を提供する。【解決手段】 この単独運転検出装置は、電流注入装置32と供給停止検出装置42とを備えている。電流注入装置32は、分散電源30を有する需要家設備14の引込線18に、当該配電系統の基本波電圧に同期しており、しかも当該基本波の2.7倍未満の非整数倍の中間次数の高調波電流Im を注入する。供給停止検出装置42は、アドミタンス演算回路と判定回路とを備えている。アドミタンス演算回路は、受電点Aから眺めた配電系統の上記中間次数のアドミタンスを演算し、そのコンダクタンスおよびサセプタンスを算出する。判定回路は、上記サセプタンスが容量性方向に所定値以上変化したときに供給停止検出信号Sを出力し、そうでないときでも上記コンダクタンスが正方向に所定値以上変化したときに供給停止検出信号Sを出力する。
請求項(抜粋):
上位系統に変電所を介して電圧が7kV以下の高圧の配電線が接続され、この配電線に、分散電源を有する需要家設備が接続された構成の配電系統に適用されるものであって、前記配電線から前記需要家設備への引込線に、当該配電系統の基本波電圧に同期しており、しかも当該基本波の2.7倍未満の非整数倍の中間次数の高調波電流を注入する電流注入装置と、前記需要家設備の引込線における前記中間次数の高調波電圧および高調波電流を計測して、前記上位系統からの電力供給が停止したことを表す供給停止検出信号を出力する供給停止検出装置とを備えており、かつこの供給停止検出装置が、前記計測した高調波電圧および高調波電流に基づいて、前記需要家設備の受電点から眺めた前記配電系統の前記中間次数のアドミタンスを演算し、当該アドミタンスのコンダクタンスおよびサセプタンスを算出するアドミタンス演算手段と、前記算出したサセプタンスが容量性方向に所定値以上変化したか否かを判定し、当該サセプタンスが容量性方向に所定値以上変化したときに前記供給停止検出信号を出力し、そうでないときは前記算出したコンダクタンスが正方向に所定値以上変化したか否かを更に判定し、当該コンダクタンスが正方向に所定値以上変化したときに前記供給停止検出信号を出力する判定手段とを備えていることを特徴とする分散電源の単独運転検出装置。
IPC (3件):
H02J 3/38 ,  G01R 19/165 ,  G01R 27/02
FI (3件):
H02J 3/38 W ,  G01R 19/165 T ,  G01R 27/02 Z
Fターム (20件):
2G028BF01 ,  2G028CG08 ,  2G028DH01 ,  2G028DH04 ,  2G028FK01 ,  2G028FK02 ,  2G028GL07 ,  2G028HN16 ,  2G028MS01 ,  2G028MS05 ,  2G035AA15 ,  2G035AB08 ,  2G035AC13 ,  2G035AD19 ,  2G035AD28 ,  2G035AD52 ,  2G035AD55 ,  2G035AD65 ,  5G066HA11 ,  5G066HB02
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る