特許
J-GLOBAL ID:200903095674634958

電磁界シミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-068899
公開番号(公開出願番号):特開平11-272717
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 電磁界の時間変化のシミュレーションの精度の向上。【解決手段】 本発明では、電磁界の状態を記述する変数の任意のタイムステップの値から次のタイムステップの値への計算が正準変換として表されるような計算アルゴリズムを用いる。また、その計算アルゴリズムを製作する上で、有限差分法を用い、差分に必要な離散化のためのxy平面内の格子点が正三角形状であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
電磁界の時間変化を計算機を用いて数値シミュレーションを行うために、電磁界の状態を記述する複数個の変数の任意のタイムステップの値をメモリに格納し、あるタイムステップから次のタイムステップへの計算をCPUで行い、その結果に基づき、前記メモリの内容を更新し、電磁界を記述するパラメータとして、ベクトル・ポテンシャルと電気変位ベクトルの符号を反転させたベクトルを用いており、電場ベクトルはベクトルポテンシャルの符号を反転させたベクトルとして記述され、磁束密度ベクトルはベクトルポテンシャルのローテーションとして与えられ、ベクトルポテンシャルAならびに電気変位ベクトルの符号を反転させたベクトルπが空間の一方向成分を除き、常に、また、至る所0であり、また、その0でない成分はその成分の方向と垂直な方向にのみ変化する状況にあり(この状況は、一般にTEモードと呼ばれている)、その成分の離散化値の任意のタイムステップの値から次のタイムステップの値への計算が、正準変数(Azz )により記述されるハミルトニアンを離散化した関数を母関数とする正準変換で与えられ、ベクトルポテンシャルAならびに電気変位ベクトルの符号を反転させたベクトルπが0でない方向をz方向とした場合に、前記ハミルトニアンは、Az とπzの離散化を有限差分法を用いて計算し、離散化のためのxy平面内の格子点が正三角形状であることを特徴とするシミュレーション方法。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  G06F 17/00
FI (2件):
G06F 15/60 612 A ,  G06F 15/20 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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