特許
J-GLOBAL ID:200903095675564180
燃料電池の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077503
公開番号(公開出願番号):特開平8-273683
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】大出力が得られる高温固体電解質型燃料電池の製造方法を提供する。【構成】ジルコニウムアルコキシド、硝酸イットリウム水和物、第1及び第2の溶媒からなる溶液組成物をゲル化、乾燥後、粉砕する。得られた粉末を100〜700°Cで仮焼後、粉砕してイットリア含有ジルコニア粉末を得る。該粉末を含む塗膜形成組成物により、多孔質電極1または4上に塗膜を形成し、焼成してイットリア安定化ジルコニアからなる下地層2を形成する。前記溶液組成物により、下地層2上に塗膜を形成し、乾燥、焼成して、イットリア安定化ジルコニアからなる緻密な固体電解質膜3を形成する。下地層2はYZ粉末をアルコール系溶媒に分散した懸濁液の吹付け、或いは前記懸濁液またはYZ粉末を前記溶液組成物のゾルに分散した懸濁液の滴下、浸漬、電着により形成される。また、YZ粉末をテレピン油に分散したペースト状物質の塗布により形成される。
請求項(抜粋):
ジルコニウムアルコキシドと、硝酸イットリウム水和物と、前記両化合物を均質に溶解する第1の溶媒と、前記両化合物及びその反応生成物を均質に溶解する第2の溶媒とからなる溶液組成物から得られるゲルを乾燥後、粉砕して粉末とし、該粉末を100〜700°Cの範囲の温度で仮焼した後、さらに粉砕して得られたイットリア含有ジルコニア粉末を含む塗膜形成組成物により、高温固体電解質型燃料電池の多孔質電極上に塗膜を形成し、該塗膜を焼成してイットリア安定化ジルコニアからなる下地層を形成する下地層形成工程と、前記溶液組成物により、前記下地層上に塗膜を形成し、該塗膜を乾燥、焼成して、イットリア安定化ジルコニアからなる緻密な固体電解質膜を形成する固体電解質膜形成工程とを備えることを特徴とする燃料電池の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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