特許
J-GLOBAL ID:200903095679581674

移動通信システムにおけるハンドオーバ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304422
公開番号(公開出願番号):特開平10-145835
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】ATM化された伝送路を有する移動通信システムにおいて、無瞬断ハンドオーバを実現すること。【解決手段】ATM化された伝送路250を有する移動通信ネットワークにおいて、移動端末100が通信中にセル220間を移動すると、同セル範囲をもつ両無線基地局200から互いに異なる非同期タイミングで受信される同一のデータを含むフレームを移動交換局300で受信、識別し、それらのヘッダ情報から最もエラー率の低いものを選択し、指示されたタイミングでフレームを交換し、また、上記複数無線基地局300へ送信すべきフレームの複製を行い、それらのヘッダ情報から送信タイミングを特定し、同タイミングで送信することで、無瞬断ハンドオーバを行う。
請求項(抜粋):
複数の移動端末と、同移動端末を無線回線を介して1つのセル範囲で収容する複数の無線基地局と、同複数の無線基地局を有線回線を介して収容する移動交換局とから構成され、有線回線部分においては、非同期の固定長もしくは可変長の、フレーム、パケットもしくはATMセル(以下、フレーム、パケット、ATMを総じてフレームとする)を用いて通信用データ、制御用データ(以下、データ)が伝送され、通信中の移動端末がある無線基地局(ハンドオーバ元無線基地局)のセル範囲から隣接する別の無線基地局(ハンドオーバ先無線基地局)のセル範囲へ移動するハンドオーバ処理時に、移動端末から送信されるデータをハンドオーバ先および元の両無線基地局が受信し、同データを各々が移動交換局と接続される有線回線を介して送信し、移動交換局にて、異なる無線基地局から非同期タイミングで受信された同データのエラー率が低い方を選択し、また、移動交換局から上記異なる無線基地局に同一データを送信し、同データを受信した各無線基地局が、同移動端末に同データを送信する移動通信システムにおいて、上記ハンドオーバ起動中に、逐次、移動交換局内部で互いに非同期タイミングで受信される同一データを含む各フレームを、互いに同期をとり、同複数フレームの内部に含まれるエラー情報を比較して、エラー率の低いフレームを選択することを特徴とする無瞬断ハンドオーバ方法。
IPC (3件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28 ,  H04L 29/08
FI (3件):
H04Q 7/04 K ,  H04B 7/26 108 Z ,  H04L 13/00 307 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-205149

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