特許
J-GLOBAL ID:200903095686294974
二重鋼管型耐震性構造材
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
吉村 勝俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-226145
公開番号(公開出願番号):特開2003-034983
出願日: 2001年07月26日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【課題】 引張と圧縮とを短時間のうちに繰り返し受けても、弾塑性座屈を起こすことなく大きな塑性変形を呈する耐震性の高いブレース材を得ること。【解決手段】 構造材1は、管体部2とその両端に設けられて鋼構造物に接合できるようにするための接合部3A,3Bとを備える。管体部2は、軸力管として機能する外管4と、補剛管として機能する内管5とを有する。外管4の各開口端はその周囲を溶接することによって各接合部3A,3Bに固定されるが、内管5は一方の開口端のみ溶接によって接合部3Bに固定されるにすぎない。その内管5の固定されない接合部3Aには、内管5の開口部5bに嵌入して補剛管の軸方向変位をのみを許容する摺動式支持材6が設けられる。補剛管5は外管4によって全長が覆われ、軸力が導入されることのない状態で内部から軸力管4の弾塑性座屈を抑止する。
請求項(抜粋):
鋼構造物を形成する鉄骨構造の枠組に介在され、軸方向に引張と圧縮とが繰り返して作用するブレース等のための耐震性構造材において、前記構造材は、管体部とその両端に設けられて鋼構造物に接合できるようにするための接合部とを備え、前記管体部は、軸力管として機能する外管と、該外管によって全長が覆われ軸力が導入されることのない状態で内部から前記外管の弾塑性座屈を阻止すべく補剛管として機能する内管とを有し、前記外管の両開口端はその周囲を溶接することによって前記各接合部に固定され、前記内管は一方の開口端のみが溶接によって前記接合部に固定され、前記内管が固定されない接合部には、該内管の開口部に嵌入して補剛管の軸方向変位をのみを許容する摺動式支持材が固定されていることを特徴とする二重鋼管型耐震性構造材。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
2E163FB06
, 2E163FB09
, 2E163FF01
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