特許
J-GLOBAL ID:200903095690287974
内燃機関のアイドル回転速度制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-138120
公開番号(公開出願番号):特開2003-328825
出願日: 2002年05月14日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 回転速度の落ち込みを抑制して安定したアイドル運転を実現する。【解決手段】 ECUは、エンジン始動後、暖機運転が完了していない時、つまりエンジンのフリクションが高い状態の時に、PI制御の積分項(I項)に見込み値をセットした状態でISCを実行する。この見込み値は、実回転速度が目標回転速度に収束するまでに基本噴射量に加算される積分項の予測値である。これにより、実回転速度が目標回転速度に収束するまでに基本噴射量に加算される補正量を予め見込んだ状態でPI制御をスタートできるので、実際のPI制御による積分項の補正量を小さくでき、PI制御の応答性が改善される。その結果、実回転速度が目標回転速度に収束するまでの収束性が高く、且つ回転速度の落ち込み(アンダーシュート)を抑制できるので、エンジン始動直後のエンストを防止でき、且つアイドル運転の安定性を確保できる。
請求項(抜粋):
アイドル運転時の機関回転速度を目標回転速度に維持するために必要な基本噴射量に対し、前記目標回転速度と実際の機関回転速度との偏差に応じて求められるフィードバック補正量を加算してアイドル運転時の噴射量をPI制御するアイドル回転速度制御システムにおいて、内燃機関の始動後、暖機運転を完了したか否かを判定する暖機完了判定手段を有し、この暖機完了判定手段により暖機運転を完了していないと判定された場合には、前記PI制御を実行する前に、前記内燃機関の暖機状態に応じて求められる噴射増量分を前記フィードバック補正量の積分項(I項)に対する見込み値として予めセットし、その後、前記PI制御を実行することを特徴とする内燃機関のアイドル回転速度制御システム。
IPC (6件):
F02D 41/14 330
, F02D 41/06 380
, F02D 41/16
, F02D 45/00 312
, F02D 45/00 322
, F02D 45/00 340
FI (6件):
F02D 41/14 330 D
, F02D 41/06 380 Z
, F02D 41/16 G
, F02D 45/00 312 C
, F02D 45/00 322 C
, F02D 45/00 340 F
Fターム (32件):
3G084BA03
, 3G084BA13
, 3G084CA02
, 3G084CA03
, 3G084DA07
, 3G084DA08
, 3G084DA34
, 3G084EA11
, 3G084EB08
, 3G084EB17
, 3G084FA10
, 3G084FA20
, 3G301HA02
, 3G301JA07
, 3G301JA31
, 3G301KA05
, 3G301KA07
, 3G301KA10
, 3G301MA11
, 3G301NA03
, 3G301NA04
, 3G301NA08
, 3G301NB02
, 3G301NC02
, 3G301ND02
, 3G301ND21
, 3G301NE01
, 3G301PE01A
, 3G301PE01Z
, 3G301PE08Z
, 3G301PF03Z
, 3G301PF13Z
引用特許:
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