特許
J-GLOBAL ID:200903095701711811

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214818
公開番号(公開出願番号):特開平11-062559
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 NOx触媒が過剰な炭化水素(HC)の吸着による被毒を起こさないように、触媒へのHC供給量を適正化する。【解決手段】 触媒温度とエンジン回転数とに応じてマップ等から基本HC供給量を算出し(ステップ102)、HC吸着量検出装置で検出したNOx触媒のHC吸着量を読み込む(ステップ103)。このHC吸着量を予め設定された被毒限界値と比較し(ステップ104)、HC吸着量が被毒限界値を越えていれば、目標HC供給量をゼロにして(ステップ107)、NOx触媒へのHCの供給を停止する。一方、HC吸着量が被毒限界値以下の場合には、その時点のHC吸着量に応じて補正係数を算出し(ステップ105)、この補正係数を上記基本HC供給量に乗算して目標HC供給量を求める(ステップ106)。そして、この目標HC供給量に相当する量の燃料(HC)をNOx触媒に供給する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設置され、窒素酸化物を還元浄化する触媒と、前記触媒に対して窒素酸化物の還元剤として炭化水素を供給する炭化水素供給手段と、内燃機関の運転状態に基づいて前記触媒に供給すべき炭化水素量(以下「基本炭化水素供給量」という)を演算する基本炭化水素供給量演算手段と、前記触媒に吸着された炭化水素吸着量を検出する炭化水素吸着量検出手段と、前記炭化水素吸着量が設定値を越えないように前記基本炭化水素供給量を補正して目標炭化水素供給量を求める補正手段と、前記目標炭化水素供給量に応じて前記炭化水素供給手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (2件):
F01N 3/08 ,  F01N 3/36
FI (2件):
F01N 3/08 G ,  F01N 3/36 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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