特許
J-GLOBAL ID:200903095707590501

セグメントの自動位置決め方法及び自動位置決め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142748
公開番号(公開出願番号):特開平8-004494
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】セグメント1リングを自動組立するために、通常手動操作で行っているBセグメントの位置決め方法を自動化する。【構成】Kセグメントに隣接しているBセグメントの自動位置決め方法として、BセグメントのAセグメントと接する側の点Cを中心として、Bセグメントを外側に回転させる様に位置決めを行う。これによって、Bセグメントとの間に間隙Tを確保し、Kセグメントを組み付ける空間を広くとれるので、Kセグメントの自動組立を容易にすることができる。【効果】Kセグメントを組み立てる空間が広くなり、Bセグメントに接触することなく自動位置決めができ、組立精度が向上する。
請求項(抜粋):
シールド堀進機内に設置されたセグメント自動組立装置のエレクタにより組立セグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決めし、その後、該エレクタ上に設置した投光器から前記組立セグメントと既設セグメントのトンネル周方向に沿った境界部の少なくとも2ヶ所とトンネル軸方向に沿った境界部の少なくとも1ヶ所にスリット光を照射し、各々のスリット光像を撮像して得られた画像データから前記の少なくとも3ヶ所の段差・隙間を検出し、該段差・隙間情報を基にして前記組立セグメントと前記既設セグメントの位置・姿勢偏差を求め、該偏差を補正することによって前記組立セグメントを組立位置に微位置決め・組立る、セグメント自動位置決め方法において、セグメントリングの中で最後に組立てられるKセグメントに隣接するBセグメントの組立てに際して、少なくとも1つの前記Bセグメントの前記Kセグメント側を、前記既設セグメントに対してシールド径外側方向に開いた状態に位置決めし、該位置に仮止めし、前記Kセグメントの位置決め・組付けを行ない、前記仮止めしてあるBセグメントを、シールド径内側方向に移動させて前記Kセグメントと締結可能な組立位置に位置決めし、該位置で組立ることを特徴とするセグメントの自動位置決め方法。

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