特許
J-GLOBAL ID:200903095707944311

電解処理による余剰汚泥の削減システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三輪 鐵雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-296315
公開番号(公開出願番号):特開2005-058976
出願日: 2003年08月20日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】 有機性汚水の微生物処理により生じる余剰汚泥を効率よく削減することができる余剰汚泥の削減システムを提供する。【解決手段】 有機性汚水の微生物処理により生じる余剰汚泥を削減するシステムにおいて、曝気槽で微生物処理された活性汚泥含有水を沈殿槽で重力沈降法によって活性汚泥中の固形物濃度が0.3〜2質量%になるように濃縮して濃縮汚泥と上澄液とに分離し、濃縮汚泥の一部を曝気槽に返送する第一工程、残りの濃縮汚泥を余剰汚泥とし、その余剰汚泥に塩化物を0.1〜3質量%添加するとともに、酸を添加してpH2〜6に調整する第二工程、電解槽中で電極を用いて上記余剰汚泥に1〜40mA/cm2 の電流密度で電解処理を施し、余剰汚泥中の微生物を死滅させる第三工程、上記電解処理した余剰汚泥を再び曝気槽に返送する第四工程を有させて、電解処理による余剰汚泥の削減システムを構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有機性汚水の微生物処理により生じる余剰汚泥を削減するシステムにおいて、曝気槽で微生物処理された活性汚泥含有水を沈殿槽で重力沈降法によって活性汚泥中の固形物濃度が0.3〜2質量%になるように濃縮して濃縮汚泥と上澄液とに分離し、濃縮汚泥の一部を曝気槽に返送する第一工程、残りの濃縮汚泥を余剰汚泥とし、その余剰汚泥に塩化物を0.1〜3質量%添加するとともに、酸を添加してpH2〜6に調整する第二工程、電解槽中で電極を用いて上記余剰汚泥に1〜40mA/cm2 の電流密度で電解処理を施し、余剰汚泥中の微生物を死滅させる第三工程、上記電解処理した余剰汚泥を再び曝気槽に返送する第四工程を有することを特徴とする電解処理による余剰汚泥の削減システム。
IPC (4件):
C02F3/12 ,  C02F11/00 ,  C02F11/12 ,  C02F11/14
FI (5件):
C02F3/12 S ,  C02F3/12 A ,  C02F11/00 Z ,  C02F11/12 Z ,  C02F11/14 B
Fターム (21件):
4D028AC03 ,  4D028AC09 ,  4D028BB03 ,  4D028BC18 ,  4D028BC28 ,  4D028BD11 ,  4D028BD16 ,  4D028BE00 ,  4D059AA05 ,  4D059BE31 ,  4D059BE51 ,  4D059BK21 ,  4D059CA28 ,  4D059DA01 ,  4D059DA03 ,  4D059DA08 ,  4D059DA32 ,  4D059DA33 ,  4D059EB06 ,  4D059EB16 ,  4D059EB20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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