特許
J-GLOBAL ID:200903095713949384

X線CT装置及び断層像再構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三澤 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-061507
公開番号(公開出願番号):特開2005-245797
出願日: 2004年03月05日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 透視像にて造影剤の陰影の変化を把握して、画像スキャンを開始するのに好ましいタイミングを計ることで、適切に所定部位の輪郭が強調された断層像を得ると共に、従来のリアル・プレップスキャンを実施する場合と比べて被検体の被爆量を低減させる。【解決手段】 操作者は、表示部13に表示された被検体Pの透視像において、操作部16の操作により関心領域“ROI”を指定する。当該“ROI”の領域情報は、ROI設定部19に設定される。判定部20は、ROI設定部19からの“ROI”の領域情報と、透視像生成部11からの透視像情報とに基づいて、当該“ROI”内に相当する透視像のCT値を継続的に検出すると共に、そのCT値が、被検体Pの体内に注入された造影剤が当該“ROI”内を通過したことによる影響で、予め設定された閾値Rを越えた場合に、CT撮影の開始を指示する指示信号をシステム制御部15に出力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
造影剤を投与された被検体の周囲を回転しつつX線を照射するX線管と、前記被検体を挟んで前記X線管と対向して配置され、前記X線管と共に回転しつつ前記被検体を透過したX線量を検出する面状の視野を有するX線検出器と、前記被検体を透過したX線量に基づいて前記被検体の前記造影剤の陰影を含む断層像を再構成する断層像再構成手段と、を具備するX線CT装置であって、 前記X線管及び前記X線検出器を所定角度に保持する保持手段と、 前記保持されたX線管から前記被検体に向かって連続的に照射され、前記保持されたX線検出器によって検出されたX線量に基づいて、前記被検体の前記所定角度からの透視像を生成する透視像生成手段と、 前記生成された透視像を表示する表示手段と、 前記透視像中の造影剤の濃度変化に基づいて前記断層像撮影用の走査開始を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とするX線CT装置。
IPC (1件):
A61B6/03
FI (4件):
A61B6/03 375 ,  A61B6/03 330C ,  A61B6/03 360D ,  A61B6/03 371
Fターム (10件):
4C093AA22 ,  4C093AA24 ,  4C093BA03 ,  4C093CA16 ,  4C093CA34 ,  4C093DA02 ,  4C093EA02 ,  4C093FA14 ,  4C093FA19 ,  4C093FA45
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-267628   出願人:株式会社東芝

前のページに戻る