特許
J-GLOBAL ID:200903095716496232
ディスクブレーキ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110775
公開番号(公開出願番号):特開平6-323347
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【構成】 キャリア2の、短辺部7には、メインピン穴8よりもディスク半径方向内方側かつ車両前進時のディスク回転方向先端側に取付部への取付用第一穴部11が設けられ、その第一パッド3側の中間位置に前進側トルク受部12がディスク側に突出して設けられていて、長辺部6には、ディスク半径方向外方側の中間位置に、後進側トルク受部21がディスク側に突出して設けられている。【効果】 取付用第一穴部11と、前進側トルク受部12との間の距離が大きくなるため、第一パッド3からのトルクを前進側トルク受部12で受けた際の応力を低くすることができ、キャリア2の肉厚を厚くする必要がなくなり、重量を低減することができる。また、前進側トルク受部12および後進側トルク受部21の両側の部分を押さえてこれらをプレス等で曲げることができ、この曲げ加工時の精度を確保できる。
請求項(抜粋):
ディスクの一面側に配置され車両の非回転の取付部に固定されるキャリアと、該キャリアにディスクの軸線方向に平行をなすよう取り付けられ、一端部がディスクの外周外方を越えて突出し、他端部がディスクに対し反対方向に突出するメインピンと、前記キャリアに、ディスクの軸線方向に平行をなしかつディスクに対し反対方向に突出するよう取り付けられた摺動案内ピンと、ディスクの一面側に対向配置される第一パッドと、ディスクの他面側に対向配置されるとともに、前記メインピンの一端部側に車両前進時のディスク回転方向先端側が案内支持される第二パッドと、前記メインピンの他端部側と前記摺動案内ピンとに摺動自在に支持されるとともに、前記第一パッドおよび第二パッドの、車両前進時のディスク回転方向後端側を案内支持する支持ピンがディスク軸線方向に平行にディスクの外周外方を跨いで設けられ、前記両パッドをそれぞれのディスクに対し反対側から挾持可能なキャリパと、を有するディスクブレーキであって、前記キャリアは、前記第一パッドの、ディスク半径方向内方側に略沿う長辺部と、該第一パッドの、車両前進時のディスク回転方向先端側に略沿う短辺部とからなり、前記短辺部には、ディスク半径方向外方側の端部に前記メインピン取付用のメインピン穴が、該メインピン穴位置よりもディスク半径方向内方側かつ車両前進時のディスク回転方向先端側に前記取付部への取付用第一穴部が、前記メインピン穴位置よりもディスク半径方向内方側であって第一パッド側の中間位置に、ディスク方向に突出し前記第一パッドの車両前進時のディスク回転方向先端側に対向するとともに該先端側に設けられた突部をディスク軸線方向に沿って案内する前進側トルク受部が、それぞれ設けられ、前記長辺部には、前記摺動案内ピン取付用の案内ピン穴と前記取付部への取付用第二穴部とが設けられるとともに、ディスク半径方向外方側の中間位置に、ディスク方向に突出し前記第一パッドのディスク半径方向内方側に対向する後進側トルク受部が設けられていることを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 112
, F16D 65/095
引用特許:
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