特許
J-GLOBAL ID:200903095717055493
シリカゾルの製造及び濃縮法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132531
公開番号(公開出願番号):特開平6-048719
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 エネルギー消費が最低で経済的に好ましく技術的に簡単なシリカゾルの製法と濃縮方法を提供する。【構成】 アルカリ金属ケイ酸塩溶液をH-型カチオン交樹脂と混合し、pHが2〜4、平均粒径2〜4nmの粒子状のSiO2を4-8%を含むフレッシュゾルから、含水量がゾル重量の50-95%を占める非凝集球状SiO2を含む水性アルカリ性シリカゾルを連続的に製造する方法において、前述酸性フレッシュゾルをpH≧8,SiO2含量が2-14重量%で平均粒径が4-16nmの水性アルカリ性コロイドシリカゾル溶液よりなる出発媒体に加えて、≧60°Cの温度に加温しつゝ、全過程の間pHが8以下に下らない量のアルカリ性試薬を添加する。かくして得られた水性アルカリ性シリカゾルをその後濃縮する。上記全工程に用いられる反応装置、濃縮装置及び運転条件より構成される。
請求項(抜粋):
アルカリ金属ケイ酸塩溶液をH-型カチオン交換樹脂と混合することにより製造され、pH値が2-4で平均粒径が2-4nmの粒子の形態のSiO2を4-8重量%含む酸性フレッシュゾルから、含水量がゾルの重量に基づいて50-95重量%であり、非-凝集球状SiO2粒子を含む水性アルカリ性シリカゾルを製造する連続法にして、該酸性フレッシュゾルをpH≧8でありSiO2含有率が2-14重量%であり平均粒径が4-16nmの水性アルカリ性コロイドシリカゾル溶液を含む出発媒体に加え、≧60°Cの温度で同時にこの出発媒体に、全過程の間pH値が8以下に下がらない量のアルカリ性試薬を加え、粒子の平均粒径が>4nmとなるまで酸性フレッシュゾル及びアルカリ性試薬の添加を続け、かくして製造された水性アルカリ性シリカゾルをその後濃縮することを含み、A)粒子の拡大の過程は多段階反応カスケードにおいて連続的に行われ、その第1段階が出発媒体を含み、カスケードのその後の各反応器に前段階の反応器からの流出が供給され、酸性フレッシュゾルは連続的に反応器に導入され、アルカリ性試薬は第1反応器に連続的に供給され、B)カットオフ値(cutoff value)が30,000ダルトン以下、好ましくは15,000ダルトン以下の耐アルカリ性膜を用いた限外濾過を用いて濃縮を行うことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C01B 33/143
, B01D 61/14 500
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