特許
J-GLOBAL ID:200903095719675715

隣接2軌道の離隔距離測定検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239863
公開番号(公開出願番号):特開平10-062164
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 軌道検測車を利用して2つの軌道間の離隔距離を測定し、その可否を検査する。【解決手段】 軌道検測車3の車体31の左右両側に、投光器41と2個の受像カメラ42a,42b よりなる測定光学系4A,4Bと、車体内に配置されたデータ収録装置5とを設け、地上に画像処理部61とデータ処理部62よりなる地上処理装置6を設け、軌道検測車3の走行中に、隣接軌道1Bに照射されたスリット光帯LT を、両受像カメラ42a,42b により撮像して、それぞれの画像信号を収録し、地上処理装置6により画像信号を処理して、車体31の動揺状態における離隔距離D2 を算出し、不可のときそのデータに、不可の箇所を特定する走行距離データを付加して出力する。
請求項(抜粋):
軌道検測車の走行する自己軌道と、該自己軌道に隣接する隣接軌道との離隔距離を測定対象とし、該軌道検測車の車体の左右両側にそれぞれ配置され、該隣接軌道に対して直角方向にスリット光帯を投射する投光器、および該スリット光帯に対して同一の傾斜角をなして対称的に配置された2個の受像カメラよりなる測定光学系と、該車体内に配置されたデータ処理/収録装置とを設け、かつ地上に、画像処理部とデータ処理部よりなる地上処理装置を設け、(1) 前記軌道検測車の走行中に、前記隣接軌道側の測定光学系の投光器により、該隣接軌道を照射したスリット光帯を、前記2個の受像カメラにより適当な時間間隔で撮像し、該両受像カメラが出力する画像信号に対して、該軌道検測車に装備された動揺検出装置と走行距離算出装置とがそれぞれ逐次に出力する、該車体の左右動揺データと該軌道検測車の走行距離データとを並列に付加して、前記データ処理/収録装置に収録し、(2) 前記地上処理装置において、前記収録された両受像カメラの画像信号を前記画像処理部により画像処理して、前記隣接軌道の軌道検測車側のレールの頭部側面を抽出し、前記データ処理部の処理により、該抽出された頭部側面と該受像カメラ間の斜め距離と、該斜め距離に対する水平距離とを、前記収録された車体の左右動揺データにより補正して算出し、かつ、該受像カメラと前記自己軌道の軌道中心間の水平距離を、該左右動揺データにより補正して算出し、それぞれ算出された両水平距離を加算し、さらに軌間の1/2を加算して、該自己軌道と隣接軌道の軌道中心間の水平距離を算出して前記離隔距離とし、該算出された離隔距離を、予め設定された限界値に比較してその可否を判定し、不可のときはその離隔距離データに対して前記収録された走行距離データを付加して出力することを特徴とする、隣接2軌道の離隔距離測定検査方法。
IPC (8件):
G01C 3/06 ,  B61K 9/08 ,  E01B 35/00 ,  G01B 11/00 ,  G01B 21/00 ,  G01B 21/16 ,  G01B 21/22 ,  G06T 1/00
FI (8件):
G01C 3/06 V ,  B61K 9/08 ,  E01B 35/00 ,  G01B 11/00 H ,  G01B 21/00 A ,  G01B 21/16 ,  G01B 21/22 ,  G06F 15/62 380

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