特許
J-GLOBAL ID:200903095720543202
カメラ用露出制御機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-017291
公開番号(公開出願番号):特開平11-218797
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】ターレット式絞り板の開口部の選択とフィルタ部材の使用可否の選択を一つのモータで制御するようにしたカメラ用露出制御機構を提供すること。【解決手段】ターレット式絞り板19は、6個の開口部19a〜19fを有し、周辺部には歯部19gと操作部19hを形成している。フィルタ部材22は、被係止部材の連結ピン23bによって作動される。被係止部材は、上記絞り板19がモータ16によって初期状態から反時計方向へ回転されたとき、操作部19hに押されてフィルタ部材22を撮影光路に挿入し、その位置で係止部材に係止される。上記絞り板19は、その後、時計方向へ回転し、選択された開口部を撮影光路に挿入した位置で停止し、撮影が行われる。撮影が終了すると、上記絞り板19は、更に時計方向へ回転し、操作部19hによって上記の係止を解除してフィルタ部材22を待機位置に復帰させ、以後、反時計方向へ回転して初期状態に復帰する。
請求項(抜粋):
光軸を中心にした円形の露光開口部を有する地板と、前記地板の一方の側に配置されていて回転軸を中心にして異なる角度位置に口径の異なる複数の開口部を有すると共に周辺近傍領域には歯部と少なくとも一つの操作部とを有しているターレット式絞り板と、前記歯部に噛合している歯車を介して前記ターレット式絞り板を初期位置から第1方向と第2方向へ往復回転させることが可能であり第2方向への回転によって前記開口部のうち所定の開口部を前記露光開口部にセットさせることの可能なモータと、セット作動に際して前記ターレット式絞り板が初期位置から第1方向へ回転したときには前記操作部によって待機位置から前記露光開口部への挿入位置に移動され該待機位置への復帰は撮影後において前記ターレット式絞り板がセット位置から第2方向へ更に回転されたとき前記操作部によって行われるようにしたNDフィルタ部材と、セット作動に際して前記操作部によって操作されるまで前記フィルタ部材を前記待機位置に位置付けている第1位置付け手段と、撮影後において前記操作部によって操作されるまで前記NDフィルタ部材を前記挿入位置に位置付けておくことの可能な第2位置付け手段とを備えていることを特徴とするカメラ用露出制御機構。
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