特許
J-GLOBAL ID:200903095724341647

膨張器具の膨張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-196902
公開番号(公開出願番号):特開平7-081513
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 確実に作動し安定性のある膨張装置を提供すること。【構成】 この膨張装置は、圧力容器(40)と点火推進材料体(154)とカップ部材(150)とを備える。圧力容器(40)は膨張流体を収容するストレージ室(44)を形成している。推進材料体(154)は燃焼物を生成し、この燃焼物はストレージ室の膨張流体を増大する。カップ部材(150)はピストン部分(290)を有し、このピストン部分は圧力容器(40)を開くプランジャ部分(160)を有する。更に、イグナイタ(152)を設け、 このイグナイタはカップ部材(150)に対するスラストを生ぜしめるよう点火推進材料体(154)を点火する。
請求項(抜粋):
膨張器具を膨張させる膨張装置であって、前記膨張器具を膨張せしめる膨張流体を収容するシールされたストレージ室を形成する形成手段と、前記膨張流体を前記ストレージ室で加熱し加圧させる熱を含む燃焼物質を生成する点火材料と、カップ部材と、前記点火材料を点火するイグナイタ手段とを備えて成り、前記形成手段は壁を有し、該壁は、一つの軸線を囲み且つ該軸線を中心にした前記ストレージ室のリング状部分を形成し、前記形成手段は、更に、閉鎖壁を有し、該閉鎖壁は、前記膨張流体が前記ストレージ室から外方へ流れる出口を開くように破壊可能であり、前記カップ部材は前記壁の半径方向内方に配置されて前記ストレージ室の前記リング状部分を形成し、該カップ部材は非起動位置と起動位置との間を移動可能なピストン部分を有し、該ピストン部分は非起動位置から起動位置への移動時に前記閉鎖壁を破壊せしめるプランジャ手段を含み、前記カップ部材は、更に、前記ピストン部分を前記非起動位置に保持する破壊部分を有し、前記イグナイタ手段は前記カップ部材に対するスラストを大きくする圧力を生じせしめ、該スラストは前記カップ部材の破壊部分を破壊すると共に前記カップ部材のピストン部分を前記非起動位置から起動位置へ推進せしめる膨張器具の膨張装置。

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