特許
J-GLOBAL ID:200903095735265870

歪補償増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208267
公開番号(公開出願番号):特開平8-056126
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】基地局及び中継装置に用いられ、多周波信号を共通増幅するフィードフォワード歪補償増幅回路の歪除去ループにおける歪補償量を最適値に近づける。【構成】歪検出ループに注入するパイロット信号の周波数を使用帯域内に設定し、新たに設けたDSB信号発生回路21によってDSB変調をかけて出力する。歪除去ループの出力側から抽出したDSB信号をDSB直交検波回路22に入力し、直交検波復調信号のAC振幅値を制御回路14に入力する。制御回路14からAC振幅値が最小になるような制御信号をベクトル調整器7に与えるように構成した。
請求項(抜粋):
多周波入力信号を主増幅器で増幅する際に発生する相互変調歪を補償するため、入力信号を第1のベクトル調整器を介して前記主増幅器で増幅した信号と前記入力信号を第1の遅延線を介した逆相信号とにより歪成分を検出する歪検出ループと、前記歪成分を第2のベクトル調整器を介して補助増幅器によってレベルを合わせた逆相信号と前記主増幅器で増幅した信号を第2の遅延線を介した信号とにより歪成分を相殺して出力する歪除去ループと、前記歪検出ループから抽出した多周波入力信号の検波レベルおよび前記歪検出ループに注入し前記歪除去ループから抽出したパイロット信号の検出レベルがそれぞれ最小になるように、前記第1のベクトル調整器および前記第2のベクトル調整器の減衰量と位相量を調整する制御回路とから構成された歪補償増幅回路において、前記パイロット信号の周波数を前記多周波入力信号の使用帯域内に設定した該パイロット信号にDSB変調をかけて前記歪検出ループに注入するDSB信号発生回路と、前記歪除去ループの出力側から前記DSB変調がかけられたパイロット信号を抽出してDSB直交検波によって得られる復調信号のAC振幅値を前記制御回路に入力するDSB直交検波回路とを備え、前記制御回路は、前記DSB直交検波回路から出力されるAC振幅値が最小になるように前記第2のベクトル調整器の減衰量と位相量を調整するようにしたことを特徴とする歪補償増幅回路。
IPC (4件):
H03F 1/32 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/005 ,  H04L 27/20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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