特許
J-GLOBAL ID:200903095741852140
制動力制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214560
公開番号(公開出願番号):特開平10-059149
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は緊急制動操作の実行に伴って大きな制動力を発生させる制動力制御装置に関し、旋回走行中に緊急制動操作が行われた場合に大幅なオーバーステア化を伴うことなく大きな制動力を発生させることを目的とする。【解決手段】 運転者によって緊急ブレーキ操作が実行されたと判断される際に通常時に比して大きな倍力比を有する制動液圧を発生させるブレーキアシスト制御(BA制御)を実行する。BA制御の実行条件が成立しており(ステップ100)、かつ、横加速度Gyの絶対値が所定値Kを超えている場合(ステップ102)は、後輪についてのBA制御を禁止して、前輪にのみ大きな制動液圧を供給する。この場合、BA制御の実行に伴う後輪のコーナリングフォースの低下が抑制されるため、オーバーステア傾向が抑制される。
請求項(抜粋):
運転者によって緊急ブレーキ操作が実行されたと判断される際に通常時に比して大きな倍力比を有する制動液圧を発生させるブレーキアシスト制御を実行する制動力制御装置において、車両の旋回状態を表す旋回特性値を検出する旋回状態検出手段と、所定値を超える旋回特性値が検出された場合に、前記ブレーキアシスト制御の実行に伴う後輪の制動液圧の倍力比の増大傾向を、前輪の制動液圧の倍力比の増大傾向に比して小さくする後輪倍力比抑制手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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