特許

J-GLOBAL ID：200903095742317893

大理石調製品の製造方法

発明者： 佐藤 八郎 ,  寺薗 孝一 ,  村上 経司 ,  佐藤 丈衛 ,  本田 和之
出願人/特許権者： 株式会社クボタ
代理人 (1件)： 清水 実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-087709
公開番号（公開出願番号）：特開平5-253958
出願日： 1992年03月10日
公開日（公表日）： 1993年10月05日
要約：

【要約】【目的】 不飽和ポリエステル樹脂をゲルコート層、及びベース層として使用するにも係わらず透明感に優れ、裏打ち層に任意の着色模様の層を積層しても十分にこれが透けて見ることができ、また他の諸物性にも優れる大理石調製品を製造することを目的とする。【構成】 コンパウンド用樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂 100重量部に対してアリル系プレポリマーを5〜50重量部添加してなるコンパウンドを供給し、さらに該コンパウンド層上に耐熱性を有する樹脂に着色顔料を添加した裏打ち層用樹脂を供給し、加熱成形温度60〜120 °C、圧縮圧2〜200kg/cm2 の条件で上型にて圧縮成形し硬化させる工程よりなり、アリル系プレポリマーの添加によりコンパウンド樹脂の透明性を改良し十分に裏打ち層を透過させる。

請求項（抜粋）：

凸型表面にゲルコート層用樹脂を塗布後、該表面に必要に応じてガラス繊維マットを介して不飽和ポリエステル樹脂組成物よりなるコンパウンドを供給し加熱しつつ加圧して製品を成形する製造方法において、前記コンパウンド用樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂 100重量部に対してアリル系プレポリマーを10〜35重量部添加してなるコンパウンドを供給し、さらに該コンパウンド層上に耐熱性を有する樹脂に着色顔料を添加した裏打ち層用樹脂を供給し、加熱成形温度60〜120 °C、圧縮圧2〜200kg/cm2 の条件で圧縮成形し硬化させることを特徴とする大理石調製品の製造方法。

IPC (7件)：

B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  C08F299/04 MSS ,  B29K 67:00 ,  B29K105:08 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:44