特許
J-GLOBAL ID:200903095742606658

ローカル・グローバル・アドレス・スペース及びマルチアクセス・モードを用いたマルチプロセッサ・コンピュータ・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208230
公開番号(公開出願番号):特開平10-340227
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ネットワーク・トラフィックが低減され、要求側ノードに応答する際の待ち時間が短縮された、分散共用メモリ・システムを有するマルチプロセッサ・コンピュータ・システムを提供する。【解決手段】 ノード内のプロセッサは、ノード間通信を必要とするトランザクションを開始できる。ローカル・アドレスはグローバル・アドレスに変換できる。要求側ノードからホーム・ノードへ要求が送られると、ホーム・ノードは、要求されたデータのキャッシュ済みコピーを保持するスレーブ・ノードへ読取りデマンドまたは無効化デマンド、あるいはその両方を送る。スレーブは、データと肯定応答のどちらかを用いて要求側ノードに応答する。各応答はさらに、要求側が予期している応答の数を含む。要求側ノードは、予期していたすべての応答を受け取ると、ホームへ完了メッセージを送り返し、トランザクションが完了したものとみなし、その後の処理を継続する。
請求項(抜粋):
多重処理コンピュータ・システムであって、第1のプロセッサと、第1のメモリと、第1のシステム・インタフェースとを含む第1の処理ノードと、前記第1の処理ノードに結合され、第1のメモリと共に分散共用メモリ・システムを構成する第2のメモリを含む、第2の処理ノードとを備え、前記第1のプロセッサが、第1のアドレスを有する第1のトランザクションを開始するように構成され、前記第1のアドレスが、前記第1のメモリ内に記憶されている第1のコヒーレンシ単位を識別する場合はローカル物理アドレスであり、前記第1のアドレスが、前記第2のメモリ内の第2のコヒーレンシ単位を識別する場合はグローバル・アドレスであり、前記第1のシステム・インタフェースが、前記第1のアドレスが前記グローバル・アドレスである場合にNUMAコヒーレンシ要求を開始するように構成され、前記第1のシステム・インタフェースが、前記アドレスが前記ローカル物理アドレスであり前記第1のコヒーレンシ単位が前記第2のメモリ内の第3のコヒーレンシ単位のコピーである場合にCOMAコヒーレンシ要求を開始するように構成されることを特徴とする多重処理コンピュータ・システム。
IPC (4件):
G06F 12/08 310 ,  G06F 12/06 530 ,  G06F 15/163 ,  G06F 15/16 470
FI (4件):
G06F 12/08 310 B ,  G06F 12/06 530 C ,  G06F 15/16 470 J ,  G06F 15/16 320 K

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