特許
J-GLOBAL ID:200903095745140919

電気集塵装置のグロー放電防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143062
公開番号(公開出願番号):特開平11-333323
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】装置をトリップさせることなくグロー放電を防止し集塵性能を維持することができる電気集塵装置のグロー放電防止方法を提供する。【解決手段】火花が多発して荷電電圧が低下し、設定されたサンプリング電圧a(例えば15kv)を設定されたサンプリング時間b(例えば30秒間)連続して下回ると、グロー放電発生と判断し、荷電を停止させる。荷電を停止してから所定時間c(例えば2秒間)が経過し、電気集塵装置の内部イオンを初期化又はほぼ初期化した後、荷電を再開し荷電電圧を再荷電時電流e(例えば100mA)に対応する電圧(例えば24kv)まで上昇させる。この荷電電圧を保持し、荷電を再開してから再荷電時間f(例えば60秒)経過後、荷電電圧を定格電圧60kvまで上げて通常の運転を行う。このように、電気集塵装置の内部イオンを初期化又はほぼ初期化した後、荷電電圧を制御しながら設定された定格電圧まで上げることによって、グロー放電を防止し電気集塵装置の集塵性能を維持する。
請求項(抜粋):
異種放電線で構成された放電極と前記放電極に対向する集塵極との間に荷電電圧を印加してコロナ放電を発生させダストを前記集塵極に捕集する電気集塵装置において、前記荷電電圧が設定時間、設定電圧以下を維持すると、グロー放電になったと判断し、前記電気集塵装置の内部イオンを初期化又はほぼ初期化するに必要な第1の時間だけ前記荷電電圧の印加を休止し、その後、第2の時間をかけて前記荷電電圧を制御しながら上昇させて正常な状態に復帰させることを特徴とする電気集塵装置のグロー放電防止方法。
IPC (3件):
B03C 3/72 ,  B03C 3/68 ,  H01T 19/00
FI (3件):
B03C 3/72 ,  B03C 3/68 Z ,  H01T 19/00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭62-083058
  • 特開昭60-147264
  • 特公昭45-020479
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-083058
  • 特開昭60-147264
  • 特公昭45-020479

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