特許
J-GLOBAL ID:200903095747070209
ベルト式キャスティング機のベルト蛇行制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009924
公開番号(公開出願番号):特開平10-202722
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 ベルト式キャスティング機において、実際の蛇行量に基づいて蛇行制御を行なえるようにして、ベルトの蛇行制御精度の向上をはかり、樹脂製薄膜の成形速度の向上と成形の安定化とを実現する。【解決手段】 稼働運転に先立ち、無端状ベルト4の原点から1周分のベルト端縁横振れ量を検出機構21により検出し、そのベルト端縁横振れ量に対して検出中のベルト蛇行分の補正を施し、補正後のベルト端縁横振れ量をティーチングデータとして記憶してから、稼働運転中には、検出機構21により検出された無端状ベルトの端縁の横振れ量を前記ティーチングデータと比較して、実際に検出された横振れ量から、無端状ベルト4の端縁の製造誤差分を消去して実際のベルト蛇行分のみを抽出し、その実際のベルト蛇行分を抑制するように調整機構9により無端状ベルト4の蛇行を調整・制御するように構成する。
請求項(抜粋):
溶融樹脂押出機の口金から吐出された樹脂を、対向配置された一対の無端状ベルトの間で挟圧して、樹脂製薄膜を成形するベルト式キャスティング機において、各無端状ベルトの蛇行を抑制すべく、該無端状ベルト毎に、該無端状ベルトの端縁の横振れ量を検出する検出機構と、該検出機構による検出結果に基づいて該無端状ベルトの蛇行を調整する調整機構とをそなえ、該ベルト式キャスティング機の稼働運転に先立ち、該無端状ベルトの原点から1周分のベルト端縁横振れ量を該検出機構により検出し、検出されたベルト端縁横振れ量に対して検出中のベルト蛇行分の補正を施し、補正後のベルト端縁横振れ量をティーチングデータとして記憶してから、該ベルト式キャスティング機の稼働運転中には、該検出機構により検出された該無端状ベルトの端縁の横振れ量を前記ティーチングデータと比較して、該検出機構により検出された該無端状ベルトの端縁の横振れ量から、該無端状ベルトの端縁の製造誤差分を消去して実際のベルト蛇行分のみを抽出し、該実際のベルト蛇行分に応じて該調整機構により該無端状ベルトの蛇行を調整・制御することを特徴とする、ベルト式キャスティング機のベルト蛇行制御方法。
IPC (4件):
B29C 47/88
, B29C 47/92
, B65G 15/64
, B29L 7:00
FI (3件):
B29C 47/88
, B29C 47/92
, B65G 15/64
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