特許
J-GLOBAL ID:200903095747340931

平衡型ローパスフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大田 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-257661
公開番号(公開出願番号):特開平10-083921
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 第1の入出力端子間のコイルと第2の入出力端子間のコイルを、別々の高周波コイルで形成した場合、部品点数が増えて高価になる。また、第1の入出力端子間のコイルと第2の入出力端子間のコイルを、プラスチック製ボビンに巻いた場合、それぞれのコイルのQ値が低い。また、第1の入出力端子間のコイルと第2の入出力端子間のコイルを近接して巻いた場合、互いに磁気的に結合し易い。【解決手段】 第1の入出力端子間に接続された第1のコイル、第2の入出力端子間に接続された第2のコイル、第1のコイルと第2のコイル間を接続するコンデンサを備え、第1のコイルと第2のコイルは、第1のコイルが巻かれる第1の巻溝、第2のコイルが巻かれる第2の巻溝、第1の巻溝と第2の巻溝間の調整溝を備えた1つのフェライト製ドラム状コアに巻かれる。【効果】 第1の入出力端子間のコイルと第2の入出力端子間のコイルのQ値を高くできると共に、第1の入出力端子間のコイルと第2の入出力端子間が磁気的に結合して減衰特性が劣化することがない。
請求項(抜粋):
第1の入力端子と第1の出力端子間に接続された第1のコイル、第2の入力端子と第2の出力端子間に接続された第2のコイルを備え、第1の入力端子と第2の入力端子で1対の入力端子を形成し、第1の出力端子と第2の出力端子で1対の出力端子を形成し、第1のコイルと第2のコイル間がコンデンサで接続された平衡型ローパスフィルタにおいて、該第1のコイルと該第2のコイルは、第1のコイルが巻かれる第1の巻溝、第2のコイルが巻かれる第2の巻溝、第1の巻溝と第2の巻溝間の調整溝を備えた1つのフェライト製ドラム状コアに巻回されたことを特徴とする平衡型ローパスフィルタ。
IPC (2件):
H01F 27/00 ,  H03H 7/075
FI (3件):
H01F 15/00 D ,  H03H 7/075 A ,  H01F 15/00 C

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