特許
J-GLOBAL ID:200903095757531794

スロットル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030005
公開番号(公開出願番号):特開平10-227231
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 アクセル全閉時のエンジンブレーキの応答性を維持しながら、アクセル操作に対する駆動軸トルクまたは車両の前後加速度の変化を振動のない滑らかな特性とする。【解決手段】 アクセルが全閉状態にあるか否かに応じて、アクセル開度θaからスロットルバルブ開度θtを決定するための位相補償器の特性を切り換える。これにより、アクセル全閉状態では位相補償器における目標車両の伝達特性を速応性の高い特性に切り換えることができ、スロットルバルブ開度θtが速やかに全閉になって燃料カットが作動し、エンジンブレーキの遅れが小さくなって良好な減速感を得ることができる。
請求項(抜粋):
アクセル開度θaを検出するアクセル開度検出手段と、スロットルバルブ開度θtを検出するスロットル開度検出手段と、実車両の固有振動数ωpと減衰係数ζpとを用いてモデル化したスロットル開度に対する駆動軸トルクまたは車両の前後加速度の伝達特性Gpの逆系と、目標車両の固有振動数ωmと減衰係数ζm(ただしζp<ζm)とを用いてモデル化したアクセル開度に対する駆動軸トルクまたは車両の前後加速度の伝達特性Gmとの積からなる位相補償器と、前記位相補償器の特性にしたがって前記アクセル開度検出値θaからスロットルバルブ開度指令値θtcomを決定するスロットル開度指令値決定手段と、前記スロットルバルブ開度検出値θtが前記スロットルバルブ開度指令値θtcomに一致するようにスロットルアクチュエータを駆動制御する駆動制御手段とを備えたスロットル制御装置において、前記アクセル開度検出値θaに基づいてアクセル全閉状態を判定する全閉状態判定手段と、前記全閉状態判定手段による判定結果に応じて前記位相補償器の特性を切り換える特性切換手段とを備えることを特徴とするスロットル制御装置。
IPC (3件):
F02D 9/02 351 ,  F02D 11/10 ,  F02D 41/04 310
FI (4件):
F02D 9/02 351 M ,  F02D 11/10 K ,  F02D 11/10 U ,  F02D 41/04 310 J

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