特許
J-GLOBAL ID:200903095769421579

長尺形材への制振材充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038867
公開番号(公開出願番号):特開平10-230844
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 新幹線等の高速走行する構体の騒音振動を効果的に防止するため、中空押出形材内部への制振材充填作業を、簡単で効率的に行う。【解決手段】 アルミニウム合金押出形材1は面板2とリブ3でトラス構造に構成され、係合部4にアルミニウム合金製仕切板5を係合させて長手方向へ挿入する。仕切板5の両面には加熱により発泡する制振材6を、発泡前の状態で予め仕切板5の所定位置に所定量だけ取付ける。この仕切板5を形材1の内部へ設置した後、加熱して制振材6を発泡させ中空内部を発泡した制振材7で充満させる。これにより、発泡後の状態を考慮して、発泡前の制振材を仕切板の所定位置に所定量だけ予め精度よく貼着でき、内部空間を発泡した制振材で完全に充満でき、遮音制振性能を向上できる。仕切板の挿入だけで制振材を形材内部に設置でき、制振材充填作業が簡明で効率的である。また、押出形材の設計自由度も大きい。
請求項(抜粋):
鉄道車両や飛行機の構体を構成する長尺の押出形材の中空内部へ、加熱によって発泡する制振材を充填する充填方法において、発泡前の制振材をあらかじめ仕切板に取り付け、この仕切板を前記押出形材の中空内部へ挿入した後、加熱することによって前記中空内部を発泡した制振材で充満させることを特徴とする長尺形材への制振材充填方法。
IPC (4件):
B61D 17/00 ,  B61D 17/04 ,  B61D 17/18 ,  B61D 49/00 ZAB
FI (4件):
B61D 17/00 C ,  B61D 17/04 ,  B61D 17/18 ,  B61D 49/00 ZAB A

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