特許
J-GLOBAL ID:200903095773258615

入力波形制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155544
公開番号(公開出願番号):特開平6-051758
出願日: 1989年08月11日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 ピーク値等を抽出するときの処理速度及びハードウェアの負担を軽減させる。【構成】 ヘキサピックアップ110からの入力波形信号は、ピッチ抽出アナログ部102において、極性を検出され、極性が負の部分は正極性に反転される。正極性のみとなった入力波形信号は、ピッチ抽出デジタル部103において、ピーク値を減少させながら記憶し、これを閾値として、入力波形信号がこの閾値を超えた直後のピーク値を新たなピーク値として記憶する。
請求項(抜粋):
入力波形信号から、楽音の発音制御に用いるピッチ情報を抽出するための最大ピーク値及び最小ピーク値の各入力タイミングを検出する電子楽器の入力制御装置において、前記入力波形信号の極性を検出する極性検出手段と、該極性検出手段の極性検出結果に基づいて、前記入力波形信号のうち極性が負の部分を正極性に反転して、前記入力波形信号が正極性の信号成分のみを含むように変換する極性変換手段と、該極性変換手段からの正極性波形信号に対し、該信号の過去のピーク値を減少させながら記憶する記憶制御手段と、前記正極性波形信号の前回のピーク値検出後、前記記憶制御手段の出力信号を閾値信号として、前記正極性波形信号が次に前記閾値信号を越える時点を検出し、該検出時点において前記極性検出手段が前記入力波形信号から正極性を検出していれば前記検出時点直後に最大ピーク値検出信号を出力し、負極性を検出していれば前記検出時点直後に最小ピーク値検出信号を出力するピーク検出手段と、を有することを特徴とする電子楽器の入力制御装置。

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