特許
J-GLOBAL ID:200903095785691772

画像形成装置の能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267526
公開番号(公開出願番号):特開2000-098828
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 画像形成装置が発生するランダム性騒音と周期性騒音とをバランスよく消音できる能動型騒音制御装置を目的とする。【解決手段】 周波数応答特性が時間的に固定の固定的フィルタ処理手段5aは、騒音検知手段3が検出した騒音を入力し、所定周波数範囲内のランダム性騒音および周期性騒音に対し、騒音検知地点から消音点6に至る騒音伝搬特性と同振幅・逆位相の制御信号を生成する。また、駆動タイミングデータ記憶手段5cに記憶された騒音源1の駆動タイミングデータに従ってトリガ手段5fが周期性騒音データ記憶手段5dにあらかじめ記憶された駆動タイミングに対応する消音点における騒音の時間軸上の音圧データを読み出し、加算手段5gにて制御信号と加算し、二次音放射手段4から一次元ダクト手段2へ二次音として放射する。これにより、騒音と二次音とが消音点6で干渉し、騒音が打ち消される。
請求項(抜粋):
騒音源を包囲し消音すべき騒音の波長に比べて断面寸法を十分小さくした一次元ダクト手段と、前記一次元ダクト手段の内部に配置されて前記騒音を検知する騒音検知手段と、前記騒音検知手段より得られた信号を処理して騒音源から伝搬してくる騒音と同振幅・逆位相となる二次制御信号を生成する信号処理手段と、前記騒音検知手段から見て前記一次元ダクト手段の開口端側に設定された消音点に前記二次制御信号を音波として放射し騒音と前記二次制御信号の音波とを干渉させることにより騒音の振幅を低減させる二次音放射手段とを有する画像形成装置の能動型騒音制御装置において、前記信号処理手段は、前記騒音検知手段から得た周波数軸上で広帯域にわたって分布した周波数成分を持つランダム性騒音と特定周波数成分を持つ周期性騒音とが混在する騒音を含んだ所定の周波数範囲内に対し前記騒音検知手段から前記信号処理手段を経て消音点に至るまでの周波数応答特性が前記一次元ダクト手段の内部の前記騒音検知地点から消音点に至る騒音伝搬特性と同振幅・逆位相の制御信号を生成する周波数応答特性を有し、消音制御中は周波数応答特性が変化しない固定的フィルタ処理手段と、所定の周波数範囲外の特定周波数成分を持った周期性騒音を発生させる騒音源の駆動タイミングとそれに対応した前記消音点における周期性騒音を打ち消す時間軸上の音圧データとをあらかじめ記憶した周期性騒音データ記憶手段と、前記騒音源の駆動タイミングのデータを記憶した駆動タイミングデータ記憶手段と、前記駆動タイミングデータ記憶手段に記憶された騒音源の駆動タイミングに応じて前記周期性騒音データ記憶手段から対応する前記音圧データを読み出して周期性騒音用制御信号として出力するトリガ手段と、前記トリガ手段からの前記周期性騒音用制御信号と前記固定的フィルタ処理手段からの前記制御信号とを加算して前記二次音放射手段に前記二次制御信号として供給する加算手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置の能動型騒音制御装置。
IPC (4件):
G03G 21/00 530 ,  B41J 29/08 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/16
FI (4件):
G03G 21/00 530 ,  B41J 29/08 Z ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 B
Fターム (12件):
2C061AP04 ,  2C061DF03 ,  2C061DF15 ,  2C061DF26 ,  2C061DF27 ,  2H027DA50 ,  2H027EE08 ,  2H027JA17 ,  2H027JB01 ,  2H027JB13 ,  5D061EE27 ,  5D061FF02

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