特許
J-GLOBAL ID:200903095785750728

ケーシングレス型のオイルクーラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352786
公開番号(公開出願番号):特開平7-190667
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 円形皿状プレートを積層し、隣接するプレートの一枚置きに偏平なオイル流路と冷却水流路とが構成されたケーシングレス型のオイルクーラであって、その表面に多数の突条を波状に形成したものにおいて、プレート各部に均一に且つオイル側の流体抵抗を低減して、それを円滑に流通させること。【構成】 プレート1a,1bに、中心部から放射方向に多数の同一高さの突条4を波状に並列させ、且つ夫々の突条4が周方向に滑らかに湾曲して全体の平面が渦巻き形の一部を形成する。そして、オイル流路にC字状スペーサを介して積層方向に隣接するプレート1a,1bは互いにその渦巻き形の巻き方向が異なり、且つ互いに夫々の突条4がほぼ直交してその交差部が互いに接触するように構成し、C字状の開口に対して180度周方向に離間した位置にオイル連通孔6が形成され、その入口からオイルがスペーサの左右両回転方向に夫々半円状に回り込むように構成されたもの。
請求項(抜粋):
夫々中心孔を有する円形の多数の皿状のプレート1a,1bを積層し、その周縁部2で液密に接合して内部に断面偏平のオイル流路3と冷却水流路11とが前記積層方向に交互に形成されたケーシングレス型のオイルクーラにおいて、夫々の前記オイル流路3の前記プレート1a,1bの中心孔の孔縁部に介装された平面C字状のスペーサ9と、そのC字状の開口に対してほぼ180°周方向に離間して夫々の前記プレート1a,1bに形成されたオイル連通孔6と、夫々前記オイル連通孔6の近傍に位置し、周方向に互いに離間して前記プレート1a,1bに形成された一対の冷却水連通孔10a,10bと、周縁部および前記連通孔6,10a,10bの孔縁部を除き、夫々の前記プレート1a,1b表面に形成された波状部30と、を具備し、前記波状部30は、中心部から放射方向に多数の同一高さの突条4が並列され、且つ夫々の波の稜線が周方向に滑らかに湾曲して全体の平面が渦巻き形の一部を構成し、前記積層方向に隣接する前記プレート1a,1bは互いに前記渦巻き形の巻き方向が異なり、かつ互いに夫々の前記稜線がほぼ直交してその交差部が互いに接触するように構成された、ことを特徴とするケーシングレス型のオイルクーラ。

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