特許
J-GLOBAL ID:200903095787692865

無線通信方法及び無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299956
公開番号(公開出願番号):特開平9-172405
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】(送信側ステーションと受信側ステーションとの間の)ハンドシェーク情報の交換を介して無線ローカルエリアネットワーク環境における衝突を回避するシステムを提供する。【解決手段】 本発明のハンドシェーク情報には、a)他のステーション間の通信へ干渉することを回避する目的、b)他のステーションが前記送信側及び受信側ステーション間でのその後の通信に対して干渉を与えることを防止する目的で、前記送信側及び受信側ステーションが用いることが許可されているパワーレベルを示すデータが含まれている。このハンドシェーク情報の交換が、前記組の間での通信への干渉をそれぞれの送信を不必要に遅延させることなく前記無線ネットワークの他の全てのステーションによって用いられる情報を提供する。
請求項(抜粋):
無線ネットワークを介して情報を通信する方法において、(A) 無線ネットワークに接続された第一エンドユーザ通信デバイスからの第一シグナリングメッセージを無線通信チャネルを介してブロードキャストする段階と、ここで、前記シグナリングメッセージは、同様に前記無線ネットワークに対して接続された第二エンドユーザ通信デバイスに対する少なくとも一つのデータパケットの送出に係るリクエストを含んでおり、前記リクエストは前記第一エンドユーザ通信デバイスが前記少なくとも一つのデータパケットを送出することが可能なパワーレベルの上限値を示すデータを含んでいる、(B) 前記第二エンドユーザ通信デバイスによる前記第一シグナリングメッセージの受信に応答して、前記第一エンドユーザ通信デバイスによって送信される前記少なくとも一つのデータパケットに係る許可パラメータを決定する段階と、ここで、前記許可パラメータは前記少なくとも一つのデータパケットの送信に係る規定されたパワーレベルを含んでいる、(C) 前記第二エンドユーザ通信デバイスから前記通信チャネルを介して第二シグナリングメッセージをブロードキャストする段階と、ここで、前記第二シグナリングメッセージは前記許可パラメータを含んでいる、(D) 前記第一エンドユーザ通信デバイスによる前記第二シグナリングメッセージの受信に応答して、前記第一エンドユーザ通信デバイスから前記少なくとも一つのデータパケットを前記規定されたパワーレベルに基づいて送出する段階とを有することを特徴とする無線通信方法。

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