特許
J-GLOBAL ID:200903095807821390

静電気イオンクロマトグラフィーによる分析体の分離・分析方法、イオンクロマトグラフィー用両荷電具備固定相及び多機能液体クロマトグラフィーによる分析体の分離・分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-103625
公開番号(公開出願番号):特開平6-229994
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 溶離液として水を使用でき、且つ陰陽イオンのみならず、アミノ酸、蛋白質をも同時に容易に分離分析できる静電気イオン(液体)クロマトグラフィーによるイオン分析方法及びこれに用いられる両荷電具備固定相を提供する。【構成】 分離カラム内に充填された固定相の一端側に、複数の分析物質を有する試料液を注入し、その後溶離液を展開させて各分析物質の保持時間の相違を以て各分析成分を分析する方法において、固定相としては、多孔性シリカゲルの支持担体11と、この表面にオクタデシルシランを反応させて得られる疎水性層12と、疎水性層の表面に、陽及び陰の両荷電部(アンモニウム塩部若しくはアミド部等、及びスルホン酸イオン部若しくはカルボン酸イオン部等)を備える化合物が被覆形成される両荷電層13と、からなる両荷電具備固定相1を用い、所定の分離イオンを紫外線法或いは電気伝導度法等にて検出する。
請求項(抜粋):
分離カラム内に充填された固定相の一端側に、複数の分析イオンを含む試料液を注入し、その後、溶離液を展開させて各分析イオンの保持時間の相違を以て各分析イオンを分析する静電気イオンクロマトグラフィーによる分析体の分離・分析方法において、上記固定相としては、支持担体と、該支持担体の表面上に、直接に又は間接に、陽及び陰の両荷電部を有する化合物が被覆されて形成される両荷電層と、を備える両荷電具備固定相を用いたことを特徴とする静電気イオンクロマトグラフィーによる分析体の分離・分析方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-019547
  • 特開昭52-142794

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