特許
J-GLOBAL ID:200903095809857081

助手席用エアーバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043393
公開番号(公開出願番号):特開2000-238600
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 インストルメントパネル面上での破断開放部の存在位置を明確化するとともに、インストルメントパネルカバーの意匠性を向上させ、かつ、エアーバッグの膨張展開時に破断開放部を確実に破断する。【解決手段】 助手席用エアーバッグ装置において、インストルメントパネルカバー102の表皮層12の表面に破断線16に沿い押し型により凹状に塑性変形される溝17を形成する。この溝17により、インストルメントパネル上での破断開放部30の存在位置を明確化し、かつ、破断開放部の破断を確実にするとともに、レーザによる破断線16の加工時にクッション層11が溶融されることで生じる表皮層12とインストルメントパネルカバー102間の空洞を消去するから、車内が高温になっても表皮層12にヒケが生じたりするのを防止する。
請求項(抜粋):
車両のインストルメントパネルを構成するインストルメントパネルコアーと、前記インストルメントパネルコアーの表面を覆うように固定され、かつ外表面が合成樹脂製のクッション層を介して合成樹脂製の表皮層により被覆されたインストルメントパネルカバーと、前記インストルメントパネルコアー助手席と対向する箇所に装着され、インフレータからのガスにより膨張展開されるエアーバッグを折り畳んだ状態で収容するとともに前記インストルメントパネルカバーの裏面と対向する箇所に開口部を有するエアーバッグケースと、前記エアーバッグケースの開口部と相対向する前記インストルメントパネルカバーの裏面に固着され、かつ前記インストルメントパネルコアーに連結した補強用板材を有する助手席用エアーバッグ装置において、前記インストルメントパネルカバーの前記エアーバッグケースの開口部と相対向する箇所に該開口部より大きい面積の破断開放部を有し、前記破断開放部は、レーザ発生手段から発生するパルス状のレーザを前記インストルメントパネルカバーの裏面側から破断開放部の輪郭に沿い相対移動させながら照射して前記インストルメントパネルカバーとクッション層及び表皮層を貫通する孔を所要間隔で形成することで生じる破断線により構成され、前記破断開放部の破断線上に位置する表皮層には該表皮層を断面凹状に塑性変形された溝を破断線の全長にわたり形成したことを特徴とする助手席用エアーバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00
FI (3件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00 B ,  B60K 37/00 J
Fターム (15件):
3D044BA01 ,  3D044BA11 ,  3D044BA14 ,  3D044BB01 ,  3D044BC03 ,  3D044BC13 ,  3D044BD04 ,  3D054AA03 ,  3D054AA14 ,  3D054BB09 ,  3D054BB17 ,  3D054FF02 ,  3D054FF16 ,  3D054FF17 ,  3D054FF20
引用特許:
審査官引用 (6件)
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