特許
J-GLOBAL ID:200903095818041825

輪郭補償装置とその装置に用いる利得制御信号発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137283
公開番号(公開出願番号):特開平6-350877
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 固体撮像素子を用いた単板式または多板式ビデオカメラにおいて、レンズ等の光学系の画面周辺での変調度の低下による鮮明度の劣化を補償するために、変調度の逆特性に近似した波形を発生させて、輪郭補償信号の利得を水平、垂直方向の2次元で連続的に制御する。【構成】 同心円状に劣化する変調度特性を補償するために、中央処理回路12が変調度特性の逆関数の形状を鋸歯状波あるいはパラボラにて指定する。中央処理回路12の指定に応じて2次元輪郭利得制御回路11が、水平、垂直方向の鋸歯状波あるいはパラボラの振幅と傾斜を設定する。そして輪郭補償信号加算回路8が、水平、垂直方向に2次元で変化する鋸歯状波あるいはパラボラの波高値に対応する利得にて、連続的に輪郭補償回路7の出力信号を増幅しプロセス本線処理回路6の信号に加算する。
請求項(抜粋):
複写体を撮像するレンズ等から成る光学系及び撮像デバイスと、前記撮像デバイスの出力を整形した後にディジタル信号に変換するA/D変換器と、 前記A/D変換器の出力をディジタル処理するプロセス本線処理回路と、前記プロセス本線処理回路の信号に対して水平、垂直方向の輪郭強調を行なうための補償信号を生成する輪郭補償回路と、前記光学系の画面周辺での変調度の低下による画像の鮮明度の劣化を補償するために変調度特性の逆関数の形状を設定する中央処理回路と、前記中央処理回路からの設定信号に応じて輪郭補償信号の増幅利得を水平、垂直方向の2次元で連続的に制御する2次元輪郭利得制御回路と、前記2次元輪郭利得制御回路の出力に従って前記輪郭補償回路の出力信号を増幅して前記プロセス本線処理回路の信号に加算する輪郭補償信号加算回路とを備えたことを特徴とする輪郭補償装置。
IPC (2件):
H04N 5/208 ,  H04N 5/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-007981
  • 特開昭58-153463
  • 特開平3-190378

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