特許
J-GLOBAL ID:200903095826306102
強化ポリプロピレン系樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-315560
公開番号(公開出願番号):特開2000-143904
出願日: 1998年11月06日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 低光沢塗料で塗装された表面外観に近い優れた成形外観を備え、衝撃強度、剛性など機械的性質の優れ、インストルメントパネル等に好適な樹脂組成物を提供する。【解決手段】 (A)固有粘度が6dl/g(デシリットル/グラム)以上、エチレン含有量が15〜35重量%の範囲のプロピレン・エチレンランダム共重合部を8重量%以上含有する結晶性プロピレン・エチレンブロック共重合体と、(B)固有粘度が3〜5dl/g、エチレン含有量が35〜50重量%の範囲のプロピレン・エチレンランダム共重合部を10〜65重量%含有する結晶性プロピレン・エチレンブロック共重合体と、(C)MFR(メルトフローレイト)が0.1〜0.7g/10分の範囲のエチレン・α- オレフィン2元系共重合体、及び/またはエチレン・プロピレン・エチリデンノルボルネン3元系共重合体と、(D)平均粒径が3〜6μmのタルクにより構成される。
請求項(抜粋):
(A)固有粘度(135°C、デカリン)が6dl/g以上、エチレン含有量が15〜35重量%の範囲のプロピレン・エチレンランダム共重合部(Ar)を8重量%以上含有する結晶性プロピレン・エチレンブロック共重合体と、(B)固有粘度(135°C、デカリン)が3〜5dl/g、エチレン含有量が35〜50重量%の範囲のプロピレン・エチレンランダム共重合部(Br)を10〜65重量%含有する結晶性プロピレン・エチレンブロック共重合体と、(C)炭素数3〜8のα-オレフィン含有量が25〜50重量%のエチレン・α-オレフィン2元系共重合体、及び/またはプロピレン含有量が20〜30重量%の範囲のエチレン・プロピレン・エチリデンノルボルネン3元系共重合体と、(D)レーザー光散乱方式粒度分布計にて測定される平均粒径が3〜6μmのタルクと、から構成され、成分(A)及び(B)の混合物に関して、230°C、2.16kg荷重でのメルトフローレイトが15〜45g/10分の範囲内にあり、かつプロピレン単独重合部の13C-NMR(カーボンサーティーン-核磁気共鳴)で測定したアイソタクチック・ペンタッド分率が96%以上であり、さらに(A)及び(B)の各々のプロピレン・エチレンランダム共重合部の量に関して、(Ar)量及び(Br)量各々が、(Ar)量、(Br)量及び成分(C)量の合計量に対し15重量%以上の範囲にあり、成分(C)に関して、エチレン・ α-オレフィン2元共重合体、あるいはエチレン・ プロピレン・ エチリデンノルボルネン3元系共重合体単独使用の場合、あるいは混合使用の場合も、成分(C)として230°C、2.16kg荷重のメルトフローレイトが0.1〜0.7g/10分の範囲にあり、また成分(A)、成分(B)、成分(C)及び成分(D)の合計を100重量%とするとき、成分(A)及び成分(B)のプロピレン・ エチレンランダム共重合部、(Ar)量、(Br)量及び(C)量の合計量が20〜30重量%の範囲内にあり、成分(C)は5重量%以上の範囲にあり、成分(D)は15〜25重量%の範囲にあり、さらに成分(A)及び(B)の合計が55〜80重量%であることを特徴とする強化ポリプロピレン系樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 23/16
, C08K 3/34
, C08L 53/00
FI (3件):
C08L 23/16
, C08K 3/34
, C08L 53/00
Fターム (6件):
4J002BB15Y
, 4J002BP02W
, 4J002BP02X
, 4J002DJ046
, 4J002FD016
, 4J002GN00
引用特許:
審査官引用 (2件)
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ポリプロピレン樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-185011
出願人:宇部興産株式会社, トヨタ自動車株式会社
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熱可塑性樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-339335
出願人:東燃株式会社
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