特許
J-GLOBAL ID:200903095848268085

足踏式パーキングブレーキのダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338555
公開番号(公開出願番号):特開平5-170066
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 足踏式パーキングブレーキのブレーキ力の解除不良をなくすとともに、ブレーキペダルの元位置への復帰時の打音の低減を図る。【構成】 足踏式パーキングブレーキ内に設けられてブレーキペダルの戻り速度を調整するダンパ装置30を、シリンダ31、ロッド32、ピストン34などで構成する。ピストン34により区画された第1および第2室R1,R2は、ロッド32およびピストン34内に設けた第1通路36を介して連通している。シリンダ31の内周上にはガイド部材38が設けられ、同部材38の先端部には軸方向にスリット(第2通路)38a,38a...が設けられている。ブレーキペダルの戻り開始時には第1通路36およびスリット38a,38a...を介して第1および第2室が連通して同ペダルの戻り速度を速くし、後半には第1通路36のみを介して第1および第2室が連通して同ペダルの戻り速度を遅くする。
請求項(抜粋):
足踏式パーキングブレーキ内にて、車体に固定したベースと同ベースに回動可能に組み付けたブレーキペダルとの間に介装されて、ベースまたはブレーキペダルのいずれか一方に支持された円筒状のシリンダと、一端にてベースまたはブレーキペダルの他方に支持されるとともに他端を前記シリンダ内に侵入させたロッドと、前記ロッドの他端に設けられて前記シリンダ内を第1および第2室に区画するピストンと、前記ロッドまたは前記ピストン内に設けられて前記第1および第2室を連通させる第1通路とを備え、ブレーキペダルの戻り速度を調整する足踏式パーキングブレーキのダンパ装置において、前記ブレーキペダルの戻り初め位置に対応したピストンの移動範囲に渡って前記シリンダの内周上に前記第1及び第2室を連通させる第2通路を形成したことを特徴とする足踏式パーキングブレーキのダンパ装置。
IPC (4件):
B60T 7/06 ,  F16F 9/02 ,  F16F 9/34 ,  G05G 1/14

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