特許
J-GLOBAL ID:200903095850563795

光ファイバ用ガラス母材に係わる前駆体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298723
公開番号(公開出願番号):特開平9-221335
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 低濃度のフッ素が添加された石英ガラス部を備えた光ファイバ用ガラス母材の製造において、フッ素添加物を成長方向に関して均一にドープすることが困難であった。【解決手段】 スス付け容器400で、出発ガラス棒300の先端に、コア用堆積バーナ510に原料ガス、燃焼ガス、キャリアガスを供給すると共に、クラッド用堆積バーナ520に原料ガス、燃焼ガス、キャリアガス、およびフッ素添加用ガスを供給し、コア用ガラススート100およびクラッド用ガラススート200からなる多孔質ガラススートを形成する。スート成長に伴って、他のガス供給量は一定にしつつ、フッ素添加用ガスの供給量を増加させる。次に、スートの脱水処理及び透明化処理を行い、光ファイバ用ガラス母材の前駆体を得る。
請求項(抜粋):
フッ素が添加された石英ガラス部を有する光ファイバ用ガラス母材に係わる前駆体の製造方法であって、酸水素火炎中にガラス原料ガスとフッ素化合物ガスとを導入し、火炎加水分解反応を用いて、ターゲット軸方向にガラス微粒子を堆積させることにより、前記ガラス微粒子の堆積体を前記ターゲット軸方向へ成長させるにあたって、供給される前記フッ素化合物ガスの流量を増加させる第1の工程と、前記ガラス微粒子の堆積体を加熱して透明化する第2の工程と、を備えることを特徴とする光ファイバ用ガラス母材に係わる前駆体の製造方法。
IPC (3件):
C03B 37/018 ,  C03B 8/04 ,  G02B 6/00 356
FI (3件):
C03B 37/018 A ,  C03B 8/04 ,  G02B 6/00 356 A

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