特許
J-GLOBAL ID:200903095855465856

斜板式油圧ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-339211
公開番号(公開出願番号):特開2003-139045
出願日: 2001年11月05日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 斜板の回動中心になる球面形式のガイド部の耐久性を高める。【解決手段】 ハウジング2に受穴21,22を設けて、吐出側ガイド25と吸入側ガイド26のステム25b,26bを嵌め、ヘッド25a,26aを斜板7の半球状凹部23,24に嵌め、吐出側ガイド25のステム25bにはシールのためにピストンリング41を装着する。吐出側ガイド25に貫通油路27を開け、分油路36で凹部23,24を連通し、受穴21にオリフィス32、通路33を経て潤滑油を供給し、ガイド部20A、20Bの接触面を潤滑する。オリフィス32は、吐出側ガイド25に加わる油圧負荷を軽減し、ピストンリング41は、吐出側ガイド25の調心運動を阻害せず、接触面の損傷を防止できる効果がある。
請求項(抜粋):
多数のシリンダルームとピストンを備えて駆動軸で回転されるシリンダブロックと、各シリンダの吸入行程位置と吐出行程位置に対向した位置でハウジングに設けられた、球面をもつ吸入側ガイドと吐出側ガイドと、この両ガイドで支持される斜板と、前記シリンダルームを蓋体に設けた吸入路と吐出路に連通する弁板とを備え、前記両ガイドを、斜板側に設けた半球状凹部に嵌合するヘッド及びハウジングの受穴に嵌合するステムで構成し、吐出側ガイドに軸方向の貫通油路を設け、前記吐出路からハウジング壁内を通る潤滑油通路を吐出側ガイドの受穴に連通してなる斜板式油圧ポンプにおいて、前記吐出側ガイドの貫通油路を、油の流れに圧力変化を与えない断面積の油路として斜板方向の推力の発生を防止すると共に、該油の流量を、ハウジング壁内を通る前記潤滑油通路に設けたオリフィスで制限し、且つ前記吐出側ガイドのステムにピストンリング溝を設け、受穴の内周面に摺接するピストンリングを前記ピストンリング溝に嵌めて、ステムと受穴の間をシールしたことを特徴とする、斜板式油圧ポンプ。
Fターム (10件):
3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070BB06 ,  3H070CC07 ,  3H070CC27 ,  3H070DD05 ,  3H070DD13 ,  3H070DD33 ,  3H070DD91 ,  3H070EE15

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