特許
J-GLOBAL ID:200903095857314901

スクロール流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-154349
公開番号(公開出願番号):特開2001-329971
出願日: 2000年05月22日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】吐出弁開弁前における最内周圧縮空間とその外側に形成される圧縮空間の均圧化を図って吐出弁の異常開弁を抑制することで、適正な吐出弁動作を実現し、高いエネルギー効率を確保できる吐出弁を具備したスクロール流体機械を提供する。【解決手段】ラップの側面を介して最内周圧縮空間とその外側に形成される外線側圧縮空間とが連通する以前に最内周圧縮空間と外線側圧縮空間とを連通させる吐出口と、吐出口を設けないスクロールに配設した最内周圧縮空間とその外側に形成される内線側圧縮空間とを連通する連通路と、吐出弁とを備え、外線,内線側圧縮空間を連通させる連通路を旋回スクロールあるいは固定スクロールの少なくとも一方に設ける。
請求項(抜粋):
渦巻状のラップを立設した旋回スクロールと、渦巻状のラップを立設した固定スクロールと、前記旋回スクロールの旋回により前記両スクロールの間に概略閉塞して容積が縮小するように形成した圧縮空間と、圧縮した作動流体を前記圧縮空間から吐出空間へ吐出するように前記旋回スクロールあるいは固定スクロールの一方に形成した吐出口であって、かつ両ラップの側面を介して前記両スクロールの中央に形成される最内周圧縮空間とその外側に形成される外線側圧縮空間とが連通する以前に前記最内周圧縮空間と前記外線側圧縮空間とを連通するように形成した吐出口と、吐出口を設けないスクロールに配設した前記最内周圧縮空間とその外側に形成される内線側圧縮空間とを連通する連通路と、圧縮空間側の圧力が吐出空間側の圧力より大きい時に前記吐出口を開く吐出弁とを備え、前記外線側圧縮空間と前記内線側圧縮空間を連通する連通路を前記旋回スクロールあるいは前記固定スクロールの少なくとも一方に設けたことを特徴とするスクロール流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 Q ,  F04C 18/02 311 V
Fターム (12件):
3H039AA03 ,  3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB25 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC05 ,  3H039CC08 ,  3H039CC27 ,  3H039CC29 ,  3H039CC30 ,  3H039CC33

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