特許
J-GLOBAL ID:200903095872599955

衝突冷却領域及び対流冷却領域を有するノズル空洞部挿入部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-005837
公開番号(公開出願番号):特開2001-323801
出願日: 2001年01月15日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 衝突冷却領域及び対流冷却領域を有するノズル空洞部挿入部材。【解決手段】 互いに離間する内壁及び外壁と、内壁と外壁の間に延在し、前縁部及び後縁部、並びに正圧側及び負圧側を有し、前縁部と後縁部との間に、静翼の長さに沿って延在して、冷媒を流通させる前縁空洞部、中間空洞部、後方空洞部及び後縁空洞部を分離して含む静翼と、空洞部の少なくとも1つの内部にあり、その内壁面から離間して配置される挿入スリーブとを有するタービン静翼セグメントが提供される。挿入スリーブは冷媒を流入させるための入口と、静翼の正圧側及び負圧側にそれぞれ対面する挿入スリーフ ゙の第1及び第2の壁に規定される複数の衝突冷却穴とを有する。第1及び第2の壁のうち少なくとも一方の壁にある衝突冷却穴はほぼその壁の第1の上流側部分のみに沿って規定されており、そのため、冷媒の流れは第1の上流側部分に対応する挿入スリーフ ゙の壁の第1の領域に沿って主に衝突冷却を行い、挿入スリーフ ゙のその少なくとも一方の壁の第2の下流側部分に対応する第2の領域に沿っては、主に対流冷却が行われる。
請求項(抜粋):
互いに離間して配置された内壁及び外壁と、前記内壁と前記外壁との間に延在し、前縁部及び後縁部を有し、前記前縁部と前記後縁部との間に、静翼の長さに沿って延在して、冷媒を流通させる複数の分離した空洞部を含む静翼と、前記空洞部の1つの内部にあり、その内壁面から離間して配置される挿入スリーブであって、冷媒を前記挿入スリーブ内に流入させる入口を有し、前記挿入スリーブの第1の部分は、冷媒を前記挿入スリーブと前記内壁面との間の空間内へ流入させて、前記静翼の前記内壁面に衝突させる複数の貫通する開口を有し、前記第1の部分から冷媒の流れ方向に見て下流側の前記挿入スリーブの第2の部分はほぼ無孔であって、対流冷却部分を規定し、前記挿入スリーブの前記第2の部分と、前記静翼の前記内壁面とは、その間に、前記空間と連通し、前記空間に流入する冷媒を受け入れる流路を規定するような、挿入スリーブとを具備するタービン静翼セグメント。
Fターム (2件):
3G002GA08 ,  3G002GB01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-063901
  • 特開平4-063901

前のページに戻る