特許
J-GLOBAL ID:200903095873427856

成形ロール間隙調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342549
公開番号(公開出願番号):特開平5-169117
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 ロール間隙及びロール軸の平行度の微量調整を可能とし、更には、段取り替え後に行なわれる再調整において段取り替え前の適正な管理値に対する再現性を確保し、安価な設備でロール成形製品の不良率を低減する。【構成】 ベッド16上に2個の軸受スタンド9、9を立設し、各軸受スタンド9にそれぞれ可動側軸受ハウジング6を上下方向に摺動自在に設ける。可動側軸受ハウジング6、6間に可動側ロール2を回転駆動自在に設ける。各可動側軸受ハウジング6とベッド16との間にそれぞれくさび状の調整駒12を設けて、各調整駒12のくさび面13と各可動側軸受ハウジング6のテーパ面11とが当接するようにする。くさび面13及びテーパ面11の傾斜角度は、テーブル面17に対して約3°とする。また、各軸受スタンド9上にそれぞれ固定側軸受ハウジング7を立設し、固定側軸受ハウジング7、7間に固定側ロール3を回転駆動自在に設ける。
請求項(抜粋):
テーブル面(17)が形成されたベッド(16)を有し、前記ベッドに2個の軸受スタンド(9)を互いに対向する形で設け、前記各軸受スタンドにそれぞれ可動側軸受ハウジング(6)を前記ベッドのテーブル面と直角な方向に移動自在に支持する形で設け、これ等可動側軸受ハウジング間に、前記ベッドのテーブル面とほぼ平行な軸心を有する可動側ロール(2)を当該軸心を中心として回転駆動自在に支持する形で設け、前記各可動側軸受ハウジングにそれぞれテーパ面(11)を前記ベッドのテーブル面に対して45°未満の角度をなす形で形成し、前記ベッドと前記各可動側軸受ハウジングとの間にそれぞれ、くさび面(13)及び底面(14)が形成された調整駒(12)を該くさび面が前記各可動側軸受ハウジングのテーパ面に当接すると共に該底面(14)が前記ベッドのテーブル面に当接した状態で前記ベッドのテーブル面と平行な方向(矢印A、B方向)に移動自在に設け、互いに対向する2個の固定側軸受ハウジング(7)を前記ベッドに固着された形で設け、これ等固定側軸受ハウジング間に、前記ベッドのテーブル面と平行な軸心を有する固定側ロール(3)を前記可動側ロールの上側又は下側で当該軸心を中心として回転駆動自在に支持する形で設けて構成した成形ロール間隙調整機構。
IPC (5件):
B21B 31/30 ,  B21D 5/08 ,  B29C 43/24 ,  B65D 63/10 ,  B29C 59/04

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