特許
J-GLOBAL ID:200903095876716034

金属溶湯の移送用ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335890
公開番号(公開出願番号):特開平11-170030
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】一作動毎に少量の金属溶湯を溶解炉から送り出す移送用ポンプの提供。【解決手段】比較的小容量の密閉ボックスの下部から上方へ延出していて上記ボックスより小口径の管状の出湯樋を備え、ボックスの上部は炉内溶湯の液面上方に突出し下部は該溶湯内に浸漬されると共に、出湯樋は該ボックス下部から炉の上端高さの位置まで延出し、ボックス内及び出湯樋内にはボックス底部に形成の連通口を通じ炉内溶湯が流入していて、炉内,ボックス内及び出湯樋内の金属溶湯は同一液面高さを保持した通常状態に於いて、ボックス内の金属溶湯の液面を不活性ガスを介し加圧し押し下げることにより、押し下げ量に相当する溶湯をボックス内から炉内及び出湯樋内に分流浸入させ、出湯樋内では分流浸入する溶湯により液面を高ヘッドとなしポンプ作用を発生させ、一作動毎に炉内溶湯を上記出湯樋の上端から少量ずつ吐出させる金属溶湯の移送用ポンプ。
請求項(抜粋):
炉内貯留の金属溶湯内に設置して使用する移送用ポンプであって、上記炉に比し比較的小容量の密閉ボックスと該ボックスの下部から上方へ延出していて上記ボックスより比較的小口径の管状乃至筒状の出湯樋を備え、炉内溶湯内への設置状態に於いて、ボックスの上部は炉内溶湯の液面上方に突出し下部は該溶湯内に浸漬されると共に、出湯樋は該ボックス下部から炉の上端高さの位置まで延出し、さらに、上記ボックス内及び出湯樋内にはボックス底部に形成の連通口を通じ炉内溶湯が流入していて、通常時は、炉内,ボックス内及び出湯樋内の金属溶湯は同一液面高さを保持し、この通常状態に於いて、ボックス内の金属溶湯の液面を不活性ガスを介し加圧し押し下げる操作と加圧解放により通常時の状態に復元させる操作を繰り返し、加圧押し下げ時には、押し下げ量に相当する溶湯をボックス内から炉内及び出湯樋内に分流浸入させ、出湯樋内ではその小口径に基づき分流浸入の溶湯により液面を炉内液面に比し高い位置まで上昇させ高ヘッドとなしポンプ作用を発生させ、このポンプ作用により、一作動毎に炉内溶湯を上記出湯樋の上端から少量ずつ吐出させる構成になっていることを特徴とする金属溶湯の移送用ポンプ。
IPC (5件):
B22D 35/00 ,  B22D 17/30 ,  F04F 1/14 ,  F27B 3/19 ,  B22D 17/02
FI (5件):
B22D 35/00 B ,  B22D 17/30 Z ,  F04F 1/14 Z ,  F27B 3/19 ,  B22D 17/02 B

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