特許
J-GLOBAL ID:200903095886447287

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-115467
公開番号(公開出願番号):特開平7-317863
出願日: 1994年05月27日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 停車時のポンプ駆動ロスを低減すると共にライン圧によるヒルホールド性を確保する。【構成】 ライン圧算出手段43から伝達トルクに応じた電気信号をライン圧制御弁26に出力してセカンダリシリンダ15aのライン圧を制御する。そして停車時は停車判定手段60で、ブレーキとアクセルが共にOFFでも止まっている平坦路停車、ドライバのブレーキ操作で止まっているブレーキ停車、またはブレーキとアクセルが共にOFFする際に動く要ヒルホールド停車を判断する。そして平坦路停車とブレーキ停車の場合は、ライン圧補正手段61でライン圧を、通常ライン圧より低い例えば最小変速比相当に補正し、このためポンプ駆動ロスが低減して燃費が良くなる。要ヒルホールド停車の場合は、例えば最大変速比相当に高く補正し、このためセカンダリプーリ15のクランプ力が増大して後退りしないようにヒルホールドされる。
請求項(抜粋):
エンジン側のプライマリ軸にプライマリシリンダを備えたプライマリプーリが設けられ、車輪側のセカンダリ軸にセカンダリシリンダを備えたセカンダリプーリが設けられ、これら両プーリの間に駆動ベルトが巻付け径の比率を変えて無段階に変速制御するように巻付けられ、セカンダリシリンダにライン圧を供給する油路にライン圧制御弁が電気信号によりライン圧を可変制御するように設けられる無段変速機において、エンジントルクと、各変速比の単位トルク当りの必要ライン圧とにより伝達トルクに応じたライン圧を算出して、ライン圧に応じた電気信号をライン圧制御弁に出力するライン圧算出手段と、車輪側回転数、ブレーキ操作、アクセル操作の信号により平坦路停車、ブレーキ停車または要ヒルホールド停車を判断する停車判定手段と、平坦路停車とブレーキ停車の場合はライン圧を通常ライン圧より低く補正し、要ヒルホールド停車の場合はライン圧をヒルホールド可能に高く補正するライン圧補正手段とを備えることを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (7件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:22 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:54 ,  F16H 59:70
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-109748
  • 特開平3-204452
  • 特開平2-003749
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審査官引用 (3件)
  • 特開平2-109748
  • 特開平3-204452
  • 特開平2-003749

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