特許

J-GLOBAL ID：200903095889151370

積層セラミックコンデンサの製造方法

発明者： 山▲崎▼ 三浩
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-128476
公開番号（公開出願番号）：特開平5-326321
出願日： 1992年05月21日
公開日（公表日）： 1993年12月10日
要約：

【要約】【目的】 作業効率の向上及び製造歩留りの向上を図ることが可能な、積層セラミックコンデンサの製造方法を提供することを目的とする。【構成】 樹脂製のフィルム1に加圧接着され内部電極が形成されたセラミック積層体ブロック2を切断した後、フィルム1の面を内側にして巻き込み、セラミック積層体ブロック2の切断を完全なものとして後、焼成用サヤにフィルム1の面が上になるようにして収納し、この上に融着防止剤を散布し、前記積層体3を焼成すると同時にフィルム1を燃焼・消失させて、セラミック積層焼結体を得る。【効果】 切断後の分離工程における作業効率が著しく向上する。また、焼成サヤ詰め工程においても、セラミックス積層体グリーンチップ3の整列が容易で作業効率が向上するとともに、焼成後のセラミック積層体同しの融着不良も大幅に低減することができる。

請求項（抜粋）：

あらかじめ用意した樹脂フィルム上にセラミックグリーンシートを供給し、このセラミックグリーンシート上に所定形状の内部電極を付与し、この内部電極が交互に相対向する端部に導出されるように上記セラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体を作成し、この積層体を上記樹脂フィルムを残した状態で所望の形状に切断した後、上記樹脂フィルムが内側になるようにして個々に切断された積層体を巻き込んでセラミック積層体の個別分割を行い、この樹脂フィルムが上になるようにして焼成用サヤに整列させて収納し、この上に融着防止剤を散布し、上記積層体を焼成すると同時に上記樹脂フィルムを燃焼消失させ、セラミック焼結体を得て後に外部電極を形成する積層セラミックコンデンサの製造方法。

IPC (3件)：

H01G 4/12 442 ,  C04B 35/64 ,  H01G 4/12 448