特許
J-GLOBAL ID:200903095890549248

IgE抗体産生抑制剤及び自己免疫疾患抑制剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 康男 (外2名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999001148
公開番号(公開出願番号):WO1999-045928
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月16日
要約:
【要約】本発明は、下記一般式(1)で表される榎素環式アミド化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有することを特徴とする1gE抗体産生抑制剤及び自己免疫疾患抑制剤に関する。式中、Rは、水素原子、アルキル、-CHO、-COOH等を、R5、R6、R7は、水素、アルキル又はアリール等を、Mは炭素又は窒素原子を、Yはアリール等を、Zは水素、アルキル、アリール等を表す。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で表される複素環式アミド化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有することを特徴とするIgE抗体産生抑制剤。式中、Rは、水素原子、アルキル、-CHO、-COOH、-CONH2、-COR1、-COOR1、-CONHOR1、-CONHR1、CONR1R1’、-CONHSO2R1、-COSR1、-COCOR2、-COCOOR2、-CONHCOOR2、-COCONR3R4、-CSXR1、-SO2WR1、-SO2NR1R1’、又は、-SO2Eを表す。R1、R1’は、同一又は異なって、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロサイクル、又は、ヘテロサイクルアルキルを表す。R2、R3、R4は、同一又は異なって、水素原子、アルキル、又は、アリールアルキルを表し、-NR3R4におけるR3とR4とは、一緒になってヘテロサイクルを表してもよい。Xは、単結合、酸素原子、硫黄原子、又は、-NH-を表す。Wは、単結合、-NH-、-NHCO-、-NHCOO-、又は、-NHCONH-を表す。Eは、水酸基、又は、アミノを表す。R5、R6、R7は、同一又は異なって、水素原子若しくはアルキルを表すか、又は、R5、R6、R7のうち1つは、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、又は、ヘテロアリールアルケニルを表し、残りの2つは水素原子を表す。Mは、炭素原子、又は、窒素原子を表し、Mが窒素原子を表す場合は、R6は存在しない。Yは、シクロアルキル、アリール、又は、ヘテロアリールを表す。Zは、水素原子、-CF2R8、-CF2CONR9R10、-CF2COOR9、-COOR9、-CONR9R10、下記式(i)で表される基、下記式(ii)で表される基、又は、下記式(iii)で表される基を表す。R8は、水素原子、ハロゲン、アルキル、パーフルオロアルキル、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、又は、ヘテロアリールアルケニルを表す。R9、R10は、同一又は異なって、水素原子、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロサイクルアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、又は、ヘテロアリールアルケニルを表し、-NR9R10におけるR9とR10とは、一緒になってヘテロサイクルを表してもよい。式中、a、b、c、dは、すべて炭素原子を表すか、又は、いずれかひとつは窒素原子を表し、残りの3つは炭素原子を表す。R11、R12、R13、R14は、同一又は異なって、水素原子、アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、-NR17R17’、-NHSO2R17、-OR17、-COOR17、-CONHSO2R17、又は、-CONR17R17’を表す。但し、a、b、c、dのいずれかひとつが窒素原子を表す場合は、当該窒素原子を表すa、b、c、dに結合するR11、R12、R13、R14は存在しない。R15、R16は、同一又は異なって、水素原子、アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、-NR17R17’、-NHSO2R17、-OR17、-COOR17、-CONHSO2R17、又は、-CONR17R17’を表す。R17、R17’は、同一又は異なって、水素原子、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、又は、トリフルオロメチルを表し、-NR17R17’におけるR17とR17’とは、一緒になってヘテロサイクルを表してもよい。Aは、酸素原子、硫黄原子、又は、-NR18-を表す。R18は、水素原子、アルキル、シクロアルキル、又は、シクロアルキルアルキルを表す。nは、0又は1を表す。なお、前記アルキル、前記シクロアルキル、前記シクロアルキルアルキル、前記アリール、前記アリールアルキル、前記アリールアルケニル、前記ヘテロアリール、前記ヘテロアリールアルキル、前記ヘテロアリールアルケニル、前記ヘテロサイクル、及び、前記ヘテロサイクルアルキルは、1個以上の置換基により置換されていてもよい。
IPC (6件):
A61K 31/505 ,  A61K 31/44 ,  A61P 37/06 ,  C07D213/72 ,  C07D239/47 ,  C07D413/12
FI (6件):
A61K 31/505 ,  A61K 31/44 ,  A61P 37/06 ,  C07D213/72 ,  C07D239/47 Z ,  C07D413/12

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