特許
J-GLOBAL ID:200903095890996376

高純度マルチトールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295973
公開番号(公開出願番号):特開平7-123994
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【構成】 高純度マルチトールを製造するにあたり、イ)マルトース純度が80重量%以上の澱粉糖化物に水素添加する第1工程、ロ)第1工程で得られた水素添加物にグルコアミラーゼを作用させるか、またはグルコアミラーゼ及び枝切り酵素を作用させて重合度3以上の糖アルコールを加水分解する第2工程、ハ)第2工程で得られた加水分解物に酵母を作用させる第3工程、上記三工程を逐次的に経由し、純度90重量%以上のマルチトールを得る。【効果】 本発明を実施することにより、経済的に有利な高い濃度で糖化処理され、市販されているマルトース純度80〜90%程度の安価な原料を用いて、クロマト分離操作を経由しないので濃度を大幅に下げず、且つ経済的にマルチトール純度を向上することが可能になり、その結果、本発明によって得られた高純度マルチトールからそれ自体は公知の方法で無水結晶マルチトールやマルチトール含密結晶を調製することが出来る。
請求項(抜粋):
高純度マルチトールを製造するにあたり、イ)マルトース純度が80重量%以上の澱粉糖化物に水素添加する第1工程、ロ)第1工程で得られた水素添加物にグルコアミラーゼを作用させるか、またはグルコアミラーゼ及び枝切り酵素を作用させて重合度3以上の糖アルコールを加水分解する第2工程、ハ)第2工程で得られた加水分解物に酵母を作用させる第3工程、上記三工程を逐次的に経由し、純度90重量%以上のマルチトールを得ることを特徴とする、高純度マルチトールの製造方法。
IPC (3件):
C12P 19/16 ,  C12P 19/20 ,  C07H 15/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-271793
  • 特開平4-158795
  • 特開平2-119789

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