特許
J-GLOBAL ID:200903095898840804

メタクリル系耐衝撃性成形材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-333628
公開番号(公開出願番号):特開平11-147991
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】乳化重合法により得られる内層の少なくとも1層がC1〜8アクリル酸アルキルエステル単量体単位および/またはジエン系単量体単位を主体とする架橋弾性体層を有し、最外層にC1〜8メタクリル酸アルキルエステル単量体を主体とする熱可塑性樹脂層を有し、粒子径が0.1〜0.3μmであるアクリル系多層重合体(A)50〜95重量%と、乳化重合法により得られるメタクリル酸メチル単位80重量%以上とビニル系単量体単位0〜20重量%の共重合体で、粒子径が0.05〜0.20μmの熱可塑性重合体(B)5〜50重量%とを、エマルジョン状態で、(A)(B)のそれぞれの粒子数(N)をNAおよびNBとしたとき、NB/NA=1〜8となるように混合、凝固、乾燥して得られた耐衝撃性改良材に、下記ホスファイト化合物(R1、R2は、C10〜22アルキル基およびフェニル基)および紫外線吸収材を配合。【効果】 耐候性を損ねずゲルコロニーと着色が少なく外観性に優れる。
請求項(抜粋):
乳化重合法により得られる内層の少なくとも1層が炭素数1〜8のアクリル酸アルキルエステル単量体単位および/またはジエン系単量体単位を主体とする架橋弾性体層を有し、最外層に炭素数1〜8のメタクリル酸アルキルエステル単量体を主体とする熱可塑性樹脂層を有し、粒子径が0.1〜0.3μmであるアクリル系多層重合体(A)50〜95重量%と、乳化重合法により得られるメタクリル酸メチル単位80重量%以上とこれと共重合可能なビニル系単量体単位0〜20重量%の共重合体であり、且つ粒子径が0.05〜0.20μmである熱可塑性重合体(B)5〜50重量%とを、エマルジョン状態で、アクリル系多層重合体(A)および熱可塑性重合体(B)のそれぞれの粒子数(N)をNAおよびNBとしたとき、その比NB/NA=1〜8となるように混合し、凝固し、乾燥して得られた耐衝撃性改良材に、下記構造を有するホスファイト化合物【化1】(ここでR1およびR2は、炭素数10〜22のアルキル基および置換されたフェニル基からなる群より選ばれる置換基である)および紫外線吸収材を配合してなるメタクリル系耐衝撃性成形材料。
IPC (4件):
C08L 51/00 ,  C08F265/06 ,  C08K 5/527 ,  C08L 33/12
FI (4件):
C08L 51/00 ,  C08F265/06 ,  C08K 5/527 ,  C08L 33/12
引用特許:
審査官引用 (3件)

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